「Black Box」が嘘だと分かる13の視点&警視庁情報

伊藤詩織さんが主張していた、朝5時にレイプされたという話。これが丸ごと嘘だと分かりました。
正確に表現すると、山口さん側は前から主張していたことですが、私のなかで初めて腑に落ちたということです。

lisanhaさんのブログに、北口雅章弁護士による詩織さんへの本人尋問の様子が載っていました。
これを読んだら、論証の必要なく、レイプの話が捏造だと分かります。
ちなみに、北口雅章弁護士は山口敬之さんの一審での代理人です。

lisanhaのPansee Sauvage
2020-07-06
珍プレー好プレー。本人尋問を読む その8
https://lisanha1234.hatenablog.com/entry/2020/07/06/204615
北口弁護士は、詩織さんが「Black Box」等で強姦致傷の被害を訴えていることについて質問。
『もしあなたの訴えているような事実が本当の事実ならば、警察は必ず準強姦ではなくて強姦致傷罪を告訴事実として受理するはずだと思うんですけれども、告訴事実はあくまで準強姦ですね。』
『実は、私は山口さんの代理人としてあなたを虚偽告訴等で刑事告訴しています。警視庁のほうの捜査官から確認しましたけれども、あなたは告訴事実の中では、5時の強姦事実は一切訴えてないと聞いていますけれども、違いますか。』

警視庁の捜査官から聞いた話があるなら、もっと早く記者会見でも、ネットでもいいから、発表してくださいヨ!
もしかしたら「山口敬之を支援する会」みたいなものに入っていたら、こういう重要情報を教えてもらえるのかもしれませんが、私はlisanhaさんのブログを読んで初めて知りました。

ハイ。これで決まりです。詩織さんの主張する「朝5時のレイプ」は存在しなかった。

それにしても、東京地裁の裁判官は、こんな結構な情報を知っていながら、よく詩織さんを勝たせましたね。
無茶苦茶さ加減が職権濫用の域に達してますね。

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実は前述の情報を知る前に、『「Black Box」が嘘だと分かる13の視点』というタイトルの文章を作成しました。
詩織さんの話が嘘だということがほぼ確定的になった今、これを載せる意味はありませんが、せっかく書いたので、ここに保存しておきます。
暇な人のみ御覧ください。

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『「Black Box」が嘘だと分かる13の視点』

「Black Box」のP49からP51にかけて伊藤詩織さんがレイプされる凄惨な描写が続きます。が、はっきり言って、「これ、嘘でしょ」と思ってしまうような奇っ怪なところが多々あります。
編集を担当した文藝春秋の安藤泉さん! ちゃんと仕事をしてください。
アナタの仕事が雑だから「『Black Box』の内容はデタラメ。伊藤詩織は嘘つき」なんて言い出す人が出てくるのですよ。

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詩織さんの主張では、レイプがあったのは2015年4月4日の早朝5時ごろ、ということです。
彼女によると、激しい痛みで目を覚ましたらレイプされている最中でした。

「Black Box」P49
『目を覚ましたのは、激しい痛みを感じたためだった。薄いカーテンが引かれた部屋のベッドの上で、何か重いものにのしかかられていた。
 頭はぼうっとしていたが、二日酔いのような重苦しい感覚はまったくなかった。下腹部に感じた裂けるような痛みと、目の前に飛び込んできた光景で、何をされているのかわかった。気づいた時のことは思い出したくもない。目覚めたばかりの、記憶もなく現状認識もできない一瞬でさえ、ありえない、あってはならない相手だった。
 ベッドサイドのライトと、テレビの近くにあるコンソールライトがついており、奥の窓側の辺りをのぞけば、部屋はぼうっと明るく照らされていた。もしかしたら玄関のライトもついていたかもしれない。
 棚の上に不自然に、ノートパソコンが開いて載せてあり、電源が入って画面が光っているのがわかった。その棚は、パソコンを置いて仕事をするような場所ではなく、椅子も置かれていなかった。こちらに向けた画面の角度から、直感的に「撮られている」と感じた。』
P50
『私が「トイレに行きたい」と言うと、山口氏はようやく体を起こした。その時、避妊具もつけていない陰茎が目に入った。
 トイレに駆け込んで鍵をかけたが、パニックで頭は混乱するばかりだった。バスルームは清潔で大きな鏡があり、そこには何も身につけていない、体のところどころが赤くなり、血も滲んで傷ついた自分の姿が映っていた。ヒゲそりなどの男性もののアメニティが、広げられた小さな白いタオルの上に、いやに整然と並んでいたのを覚えている。そこで、ここは山口氏が滞在しているホテルだと気づいた。』

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1. なぜ山口敬之さんは朝5時まで待っていたのか?

山口さんが詩織さんを連れてホテルの自室に帰ったのは、4月3日の深夜。
そして詩織さんが主張するレイプは翌4日の早朝5時ごろ。
加害者は何故わざわざ彼女が目覚める頃合いに事に及んだのでしょう?

「Black Box」では、パソコンで犯行場面が撮影されていたことになっています。
また、詩織さんが痛がっているのに、山口さんは「痛いの?」と尋ねながら、行為を続けたという描写もあります。
BBCのJapan's Secret Shameでは、詩織さんは山口さんを、相手の嫌がる樣を見て興奮する変態みたいに語っています。

つまり抵抗する詩織さんをレイプし、盗撮することで性的に興奮する変態サディストというのが彼女が考えた山口さんの初期設定だったと思われます。
この設定だと、あえて早朝5時ごろにレイプしたことが一応説明できます。
が、裏返して解釈すると、こんな無理な設定を考えないと、早朝5時まで山口さんが手を出さなかったことが説明できないことになります。

そもそもパソコンでの盗撮については、後になって撮影機能がない機種であることが判明しています(「Black Box」P147)。

山口さんが変態サディストであるかどうかは知りませんが、大手テレビ局のワシントン支局長にまで上り詰めた人が、わざわざ相手が目を覚ます時間帯にレイプを決行するようなリスクを冒すとは思えません。

詩織さんの立場になって、レイプが早朝5時ごろに開始されねばならなかった理由を考えてみましょう。
彼女がホテルから出たのが早朝5時50分ごろ。彼女の姿は防犯カメラに収められていますから、この時間は変えられません。
ここを基点に逆算すればレイプは5時くらいに設定するしかありません。が、そうなると前述のような疑問を感じる人間が当然出てきます。
やむなく辻褄合わせのために作った設定が、「山口敬之=変態サディスト」設定だったのでしょう。

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2. なぜ詩織さんは体に傷をつけられた時に目を覚まさなかったのか?

バスルームの鏡で詩織さんは、体に傷やアザが出来ていることを確認します。
『下腹部に感じた裂けるような痛み』より前に、この「体の傷」が加害者によって負わされたということです。
その時に、なぜ目を覚まさなかったのでしょうか?
昏睡状態が朝5時の時点で一気に覚醒状態に転換したとでもいうのでしょうか?

ちなみに、鮨屋のトイレに入って以降、翌朝5時になるまで意識が無かったというのは、あくまでも詩織さんの自己申告でしかありません。
検察審査会の見立ては違っていたようです。

「Black Box」P248
『検察審査会の結果が出た後、何人かのジャーナリストから、次のような「噂」を聞いた。
「防犯ビデオの映像を見たけれど、彼女は普通に歩いていた。タクシー運転手の証言には、彼女が自分で吐いたものを自分で片付けていた、とあった。だから、彼女には最後まで意識があったんじゃないか」。そういう声があって不起訴相当の議決が出たのだ、と話している新聞記者がいる、と。』

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3. 起き抜けのレイプの最中に周囲の状況を観察する余裕があったのか?

詩織さんの設定では、目を覚ましたらレイプの最中だった、ことになっています。
そんな状況で、周囲を見回して、ベッドサイドのライト、テレビの近くのコンソールライト、奥の窓側の辺り、棚の上のノートパソコンを確認することができるとは!

この点については後で触れますから、このくらいで。

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4. なぜ山口さんは詩織さんをバスルームに行かせたのか?

常識的な知性の持ち主なら疑問を抱くことでしょう。
「昏睡中の女性をレイプするような鬼畜が、どうして被害者をバスルームに行かせたのだろうか?」と。

そうです。バスルームは内側から鍵がかかる上に、電話機も設置されているのです。
この【ホテル内画像】を見てください。

画像1

https://www.youtube.com/watch?v=hnEAwBn3pw0&t=485s
『The Truth of Shiori Ito 伊藤詩織 ~Open Her Black Box~ (Video 4_13)』8:05ごろ

籠城されて、電話でフロントに連絡されたら、その時点で山口さんの社会的生命は終わりです。
それなのに、なぜ?

ちなみに、「Black Box」には、彼女がトイレに行きたいと言った時に山口さんがどんな受け答えをしたのか、その描写がありません。
詩織さんの想像力に限界があったということですね。

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5. 詩織さんは、トイレの場所がどうして分かった?

『私が「トイレに行きたい」と言うと、山口氏はようやく体を起こした。(中略)
 トイレに駆け込んで鍵をかけた』

詩織さんはバスルーム(トイレ)に入って初めて、自分がホテルの一室にいることを悟りました。
つまり、その前までは自分がどこにいるのか分からなかったことになります。
ならば、トイレが部屋のどこにあるか知っているわけがありません。
トイレが部屋の外の離れた場所にある可能性もその時点では存在したはずです。

【ホテル内画像】の左端は、ベッドから下りた詩織さんが最初に見た光景に近いと思いますよ。
彼女は、正面に見えるドアと左右に見えるドアのどれがトイレなのか、瞬時に分かったのでしょうか?

この時、詩織さんが正面のドア、すなわち部屋の外に出られるドアを開けてしまったら、山口さんはかなり困ったことになりますよ。
ドアの内側には緊急時の避難経路が書かれたプレートが貼ってあるので、これを見て自分がホテルにいることを察した詩織さんが、ドアを開けて大声で「誰か!助けてください!」と叫んだら、どうなったでしょうか?
あるいは詩織さんが脱出したら、その時点で山口さんはレイプ犯確定です。

いろいろな選択肢があったにも関わらず、詩織さんは『トイレに駆け込んで鍵をかけた』わけです。
最初から位置を把握していたような書きっぷりですね。
トイレの場所が分からず迷った、みたいな戸惑いが感じられない表現です。

詩織さんが「Black Box」を御執筆あそばす際に、「自分がホテルの一室にいることを知らない設定」についてうっかり忘れてしまったのでしょう。

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6. なぜ詩織さんはバスルーム内の電話機に気づかなかった?

【ホテル内画像】を見てください。
この小さな不鮮明な画像でも、電話機に気がつかない人はいないでしょう。
「オレは分からなかった」と言う人は、これ以上読んでも時間の無駄です。

前述のように詩織さんは、レイプの痛みで目を覚ました時ですら、周囲を見回して、ベッドサイドのライト、テレビの近くのコンソールライト、奥の窓側の辺り、棚の上のノートパソコンを観察できるほどの人です。バスルームの真正面の壁にかかっている電話機に気づかないはずがありません。

でも、電話機があったことを知っていたとなると、当然、フロントに助けを求めるという選択肢が生じるから、この後に続く強姦致傷の話が成立しなくなります。
それで、「私、気づきませんでしたことよ。御免あそばせ」という設定になった、と考えるのが常識的な見方でしょう。

そう。「Black Box」の描写は「詩織さんは鬼畜山口にレイプされた。しかし、誰にも助けを求めることもできなかった。そして、誰もレイプがあったことに気づかなかった」という絶対的な設定の中で成立しているのです。
その目的を達成するためだけに作られた観念の世界では辻褄が合っているのですが、現実や常識に照らし合わせると「あり得ない」わけです。

担当編集者の安藤泉さんも実際にこのホテルに足を運んでおけば、詩織さんの主張があり得ないことが分かったでしょうに。

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7. なぜ詩織さんはバスルーム内に吊るされていた自分のブラウスに気づかなかった?

山口さんの主張では、吐瀉物で汚れた詩織さんのブラウスを軽く洗った上でバスルーム内で干したとのことです。

だから、詩織さんがバスルームに入ったら、自分のブラウスが吊るしてあることに気がつかないはずがありません。

公平のために言っておくと、裁判での詩織さんの主張は、ブラウスは入り口のドアにかけてあったとのことです。

lisanhaのPansee Sauvage
2020-06-26
珍プレー好プレー。本人尋問を読む その2
https://lisanha1234.hatenablog.com/entry/2020/06/26/235148_1

先に紹介した画像を御覧いただけば分かると思いますが、詩織さんがベッドから下りて、トイレを探したとしたら、最初に目に入るのは、ブラウスがかけてあったと彼女が主張する入り口のドアです。

さて、山口さんと詩織さん、どちらの主張が事実でしょうか?

私は山口さんに軍配を上げます。
第一に、濡れたブラウスを入り口のドアノブに引っ掛けて干すなど、不自然でしかありません。
第二に、詩織さんは「Black Box」の中でホテルから出る直前の状況について次のように書いています。
『窓の外が、次第に明るくなってきていた。ようやく見つけたブラウスは、なぜかびしょ濡れだった。』(P54)

入り口のドアノブに吊るしてあったのなら、当然トイレに駆け込む前に目に入ったでしょうから『ようやく見つけた』なんて苦労は不要なはずです。

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8. 山口さんがドアの外で待っていた場面は不自然

「Black Box」P50
『とにかく、部屋を出なければならない。意を決してドアを開けると、すぐ前に山口氏が立っており、そのまま肩をつかまれ、再びベッドに引きずり倒された。』
P51
『抵抗できないほどの強い力で体と頭をベッドに押さえつけられ、再び犯されそうになった。(中略)
 体と頭は押さえつけられ、覆い被さられていた状態だったため、息ができなくなり、窒息しそうになった私は、この瞬間、「殺される」と思った。(中略)
 必死に体を硬くし体を丸め、足を閉じて必死で抵抗し続けた。頭を押さえつけていた手が離れ、やっと呼吸ができた。
「痛い。止めて下さい」
 山口氏は、「痛いの?」などと言いながら、無理やり膝をこじ開けようとした。膝の関節がひどく痛んだ。そのまま何分揉み合ったのだろう、体を硬くして精一杯抵抗し続けた。
 ようやく山口氏が動きを止めた。』

前述のように詩織さんはバスルームの中から鍵をかけていました。
その間、彼女が電話機に気づいて、フロントに助けを求める内線をかけた可能性は非常に高いわけです。
山口さんはバスルームに電話があることを知っているのだから、レイプの続きを始める心境にはならないはずです。

百万歩ゆずって山口さんが、詩織さんが絶対にフロントに電話連絡しないという盤石の自信を持っていたなら、この場合もやはりバスルームの前で待っている必要なんかありません。
彼女が戻ってくるのをベッドの上で待っていればいいのですから。

安藤泉さんは、編集者として、このくだりを読んで変だと思わなかったのでしょうか?
「こんなことは、あり得ないだろ」と思いながらも、#MeToo運動を盛り上げるため、あるいは、本を売るために、目をつぶったのでしょうか?

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9. 騒音が絶対に隣室に響いていたはずだけど

詩織さんは、バスルームに駆け込んだり、レイプされまじと激しく抵抗したり、止めるよう言ったりしていたのだから、騒音が左右および階下の部屋に響いていたはずです。

ネットで調べると、このホテルの防音能力は高くないようです。

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10. それは人体の構造上、無理でしょう

詩織さんは山口さんに『肩をつかまれ、再びベッドに引きずり倒された』(「Black Box」P50)そうです。
しかし、裸の女性の肩をつかんでも、引っかかるところがないから、ちょっと身をよじったら簡単にすっぽ抜けると思うのですけどね。

また、詩織さんは、『体と頭は押さえつけられ、覆い被さられていた状態だったため、息ができなくなり、窒息しそうになった』(「Black Box」P51)とあります。

これって、人体の構造上不可能だと思うのですけどね。
詩織さんは、本当にこれを、高輪署の柔道場で人形相手に実演して見せたのでしょうか?

それに、こんなに乱暴に頭を押さえつけられたら頚椎に損傷が出来てもおかしくはないでしょうに。
まあ、詩織さんの作り話だとすると頚椎が何ともなかったのも当然ですけどね。

他の場面にも言えることですが、「Black Box」には、人体の重さとか構造を無視した描写がちょくちょく出てきます。
編集者の安藤泉さんは疑問に思わなかったのでしょうか?

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11. 反射的にTシャツを着るなんて無理でしょう

「Black Box」P54
『窓の外が、次第に明るくなってきていた。ようやく見つけたブラウスは、なぜかびしょ濡れだった。なぜ濡れているのか聞くと、山口氏は「これを着て」とTシャツを差し出した。
 他に着るものがなく、反射的にそれを身につけた。』

はい。『他に着るものがなく』というのは嘘ですね。

【フル映像】 伊藤詩織さん ホテル退出時の防犯カメラ映像 (ツイッターから転載、記者会見、ビデオ、動画、イラスト、はすみとしこ)
https://www.youtube.com/watch?v=zwGrIdTVlRM

4月上旬の東京の気温については疎いのですが、ホテルから出てすぐにタクシーに乗ったわけでしょ? ブラウス1枚くらい無くても構わないじゃないですか。

それと、差し出されたTシャツを咄嗟に受け取ることはあり得ますが、『反射的にそれを身につけ』るなんてことは無理でしょう。
Tシャツを着るには、1)前後を確かめて、2)右腕を袖に通して、3)左腕を袖に通して、4)かぶって頭を出す、という段階を踏まなければなりません。

「急いでいれば、反射的にTシャツを身につけることもあるだろう」という人がいるなら、どうぞやってみせて下さい。
そして是非とも、その動画をYouTubeに投稿していただきたい。

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12. 詩織さんのキャラがブレすぎ

詩織さんは、ある場面では頗る冷静なのに、別の場面では痴呆的なパニック状態になります。

目を覚ましたらレイプされていたという異常な状況なのに、周囲を見回して、ベッドサイドのライト、テレビの近くのコンソールライト、奥の窓側の辺り、棚の上のノートパソコンをしっかり観察します。
そして、なぜかトイレ(バスルーム)の位置も迷わず察知して、中に入ったらキッチリ鍵をかけ、洗面台に並べられたアメニティを確認します。
にも関わらず、絶対に見落とすはずのない、壁掛け式の電話機には気づきません。

何なんでしょう、この人は?
キャラがブレすぎでしょう。

逆に、山口さんのキャラは一貫しています。
人間性も知性も廉恥心もないスケベ・マシーンです。
リスクも何も考えずに、ただひたすら詩織さんをレイプするプログラムで動いている観があります。
だから、詩織さんにとって状況を有利に逆転できる場面がそこかしこに出現するのです。が、彼女はそれを利用しません。

このあたりが、詩織さんの想像力の限界なのでしょう。
彼女は絶対に小説家にはなれませんね。

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13. 産婦人科で詩織さんは『AM2~3時頃』と申告

詩織さんが事件当日、アフターピルを処方してもらうために受診した産婦人科のカルテには次のような記載があります。
『coitus(性交)AM2~3時頃、コンドームが破れた』

つまり、詩織さんが医師に申告した性行為の時間帯は、彼女が後になって主張した早朝5時と違うのです。
そして、この『AM2~3時頃』という時間帯は、山口さんの主張と奇しくも一致するのです。
ということは、詩織さんが主張する早朝5時からのレイプはすべて嘘、ということになります。

また、詩織さんが当初警察に申告していたと思われる「意識がないままにレイプ」されたという主張も成り立たなくなります。
意識がないならば『AM2~3時頃』と時間帯を特定することなど不可能だからです。

なお、このカルテの信用性を東京地裁の裁判官は否定しました。
これについては、また別の機会に。

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本稿を書くにあたって、小川榮太郎さんの月刊「Hanada」での論文や、lisanhaさんのブログを参考にさせていただきました。
ほかにも、いろいろなブログで情報を仕入れさせていただきましたが、一回きりの訪問でブログ名を忘れてしまったりしたので、お名前を挙げることができないのが残念です。

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オッと、肝心なことを書き忘れるところでした。
私の考察が間違っているというなら、どうぞ詩織さん、貴女が秘密録音した音声データを公開してください。
そこには貴女が警察で本当は何を申告したか、録音されているはずです。
また、音声データの中には、西廣陽子弁護士との会話もあるのでは、と私は睨んでいます。

真実を社会に訴えるためです。どうかジャーナリスト魂を発揮して音声データを公表してください。

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