伊藤詩織vs杉田水脈の「いいね訴訟」で東京高裁がトンデモ判決
杉田水脈・衆議院議員が、ツイッターに寄せられた伊藤詩織さんについての投稿に「いいね」を押したことで訴えられた事件。
東京高裁は杉田議員に55万円の賠償を命じる判決を出しました。
一審判決では杉田議員勝訴でしたから、判断が逆転したわけです。
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伊藤詩織さん中傷ツイートに繰り返し「いいね」…自民・杉田水脈氏に2審は55万円の賠償命令
10/20(木) 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7cfbbbb8354cd1a0750d0332a0d2802b6aa6b5a
『ジャーナリストの伊藤詩織さん(33)が、自身を中傷するツイッターの投稿に自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(55)から繰り返し「いいね」ボタンを押されて精神的苦痛を受けたとして、杉田氏に220万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が20日、東京高裁であった。石井浩裁判長は、請求を棄却した1審・東京地裁判決を変更し、杉田氏に55万円の賠償を命じた。
伊藤さんの代理人弁護士は取材に「中傷投稿に『いいね』を押す行為で賠償を命じた司法判断は初めてだと思う」と話している。
判決によると、杉田氏は2018年6~7月頃、伊藤さんが元TBS記者から性的被害を受けたと訴えていることなどを批判する25件の投稿について、「いいね」を押した。
今年3月の地裁判決は、「いいね」には幅広い感情が含まれ、好意的な感情を示すこと以外の目的に使われることもあると指摘。その上で、杉田氏に加害の意図があったとは認められないとして請求を棄却した。
これに対し、高裁は、杉田氏が以前からインターネット番組などで伊藤さんの批判を繰り返していたことを踏まえ、「名誉感情を害する意図があった」と認定。約11万人のフォロワーがいる国会議員の杉田氏が「いいね」を押したことについて、「一般人とは比較しえない影響力がある」と述べ、賠償責任を認めた。
ネットの中傷問題に詳しい神田知宏弁護士は「中傷投稿に『いいね』を押しただけで即座に違法となるわけではないが、高裁の判断を踏まえれば、社会的な立場やトラブルの状況によっては賠償が認められる場合も出てくるだろう」と指摘している。』
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東京高裁はよくもこれほどムチャクチャな判決を出したものです。詩織さんを勝たせることを前提としていたとしか思えません。
杉田議員が上告したとしても、最高裁がどんな判断を下すか分かりません。
素人考えでは、地裁・高裁・最高裁と審級が進むにつれ裁判官の質も上がるように勘違いしてしまいます。が、現実には審級が進むにつれて裁判官も現実離れした非常識な人物が多くなるのかもしれません。
無能な裁判官にデタラメ判決を下されたら、どこにも助けを求めることができません。ある意味、不正裁判こそ究極の人権侵害かもしれません。
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そもそも、詩織さんの事件当夜の行動を客観的に観察すれば「枕営業」という見方も成立し得るのです。
詩織さんをホテルに連れ帰った山口さんの行為については、下心があったに違いないと散々非難されたではないですか。
私は山口さんの行為は親切心から出たものだと考えていますが、客観的に観察すれば「下心があった」という見方も成立するわけです。
詩織さんについても同じです。
待ち合わせに遅刻してまで、自宅に着替えに戻ったのは何故でしょう?
勧められもしないのに鯨飲したのは何故でしょう?
串カツ屋で山口さんに体を密着させて媚びを売るようなまねをしたのは何故でしょう?
詩織さんが何らかの意図を持って行動していたからだと考える人がいても不思議ではありません。