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星を見つけて

突然ですが「星」を見つけました。
でも星といっても本物の星じゃないですけどね。

バンドです。
眩しくて、直視できない。
まだ産まれたばかりの、煌々と光を放つバンド。

バンドの名前は『まおん』

今日はそんな新星バンドについて書いていきたいと思います。

それでは、歌って、読んで、旅をして。



はじめに

まずそのバンドと出会ったのは、驚くべきシチュエーションで

前々回の生存報告の記事でも書いたんですが、
ある事情で仕事を辞めて、すぐに次の仕事が決まったのですが、始まるまで期間が空いてしまうということだったので、スキマ時間にバイトできるアプリを始めました。
その初日のスーパーで、他にも応募して来てた人の一人がメンバーで、帰り道に話したのがきっかけです。

そしてその後ライブに2回行かせていただいたんですが、
本当に、凄い!
かっこいいのよ!!(語彙力)

そんなバンドやメンバーの紹介、
そしてライブでのお話をしていきたいと思います。



『まおん』という新星バンド


4人組のガールズバンド。
最近それぞれのカラーのパーカーを着てるので、
非常にわかり…わかりやすいです。



それではメンバーの紹介をしていきたいと思います。

なつき Vo. Gt.

イメージカラーは紫
ステージで堂々と歌い上げる胆力と、確かな歌唱力。バンドの顔です。

あやな Gt.

イメージカラーはオレンジ
メロディアスなギターが気持ちいい。
笑顔が太陽。
元気がない人は彼女のギターソロ見たほうがいい。
元気出るから。

わかな Ba.

イメージカラーは赤
赤なんだ。
文字通りリズム隊の土台を支えてる。
コーラス、掛け合いの時の声が綺麗で良い。

あかて Dr.

イメージカラーは青
赤じゃないんかい。
厚みのあるドラム。力強いドラム好きです。
曲作りは全員でアイデアを出し合っているけど、彼女が中心となって作ることが多いらしいです。

あとバイトで偶然会ったのはこの人です。
ありがとう出会えてラッキー!!


ENSEMBLE vol.1
2023.5.21(日) @ Thunder Snake ATSUGI


1.ゴーストルール(カヴァー)

1曲目から演奏の上手さに心を奪われました。
自分の中で「まおん」の音を聴くのはこれが初めての曲ですが、凄い…!
原曲は聴いたことがありますが、それと比べて、(生音というのもあるが)リズム隊の厚みを感じました。
重々しいドラム、ベース、リズム隊の中でも土台となる2人の演奏がしっかりと鳴っていてカッケーしか出てこなかった。
もちろん歌も、ギターも良かったです。
期待が高まるんですけど、更に超えていくんですね、まおんは。

2.ReStart


すぐに始まったのはオリジナル曲。
1曲目と比べてキャッチャーな曲で、前の曲が重めのロックだったからか、耳に馴染むメロディアスなギターが際立っていました。

好きなポイントの一つはサビ前の掛け合い。
メインボーカルのなつきと、ベースわかなの掛け合いの部分が耳心地が良い。

また面白いのは、他の曲でも言及しますが、
コーラスやメインボーカル以外が歌う部分が曲によってメンバーが変わるのは良いなと思いました。もちろん全員でコーラスしたりする部分もめちゃくちゃ良い。

もう一つ好きなポイントがあって、この曲にはギターソロがあるんですけど、メンバー紹介の時も言いましたが、ギターあやなのプレイは本当に楽しそうで、笑顔で、見てるこっちも楽しくなる。
他のバンドでもそうですが、ギターを弾いてる人がギターソロで我慢できず笑みが溢れるのが大好きなんですね。

3.哀哭


3曲目はこの日初めて披露したオリジナル曲。
初めてのバラードだそうです。
突然なつき以外のメンバーが休憩してくるわ〜と言っていなくなってしまう。
独りぽっちになったなつきを、スポットライトが照らして、その姿が切なそうだったが、一転。

1人のステージで歌い上げる胆力と確かな歌唱力。

凄すぎて、末恐ろしい〜
そして2番からはメンバーが戻ってきて全員で。
またこの歌にはドラムあかての語り、叫びに似たパートがあるんですが、そこにこの曲の核があるんじゃないかと感じました。

生きる上で絶対楽な道はないと思っているんですけど、でもその苦しさ厳しさの程度が割と軽度な道はあると考えていて、
そして音楽やアート、芸術を志す人達は上とは逆に、厳しい茨の道歩んでいる。と勝手に思っている。
そこには自分には想像できない葛藤や苦しみがあって、この曲からは、ライヴを見てる人達からは見えない、まおんの哀しみとそれに負けない力強さを感じました。


あと3曲目でもう全然表情が違うまおんを3回見てるの凄くない??ってなってます。

4.レグルス


これもオリジナル曲。
ポップな曲でアニメのエンディング主題歌にありそう。

(聴こえた歌詞が間違ってなければ)
自分をレグルス、好きな人をシリウスに見立てた恋の歌ですかね。

個人的にはレグルスは一番好きな星です。
獅子座のひとつで、その中で一番輝く星ですが、
星全体の中で一番輝いてるグループ、一等星の中では一番暗い星です。
ラテン語でも「小さな王様」と少し皮肉だなと思う名前がついている、なんとも尊い星です。
いつかの記事でUNISON SQUARE GARDENの「夏影テールライト」を書かせていただいた時に、その歌から元気な女の子と、少し暗い僕の2人を想像したんですけど、まおんのこの歌からも、シリウスの様に輝く明るい君と、君を近くで見るために、少しでも近くにいる為に、レグルスにでもなってみせると思ってる僕(ここは男女が逆でも尊い)そんな2人を想像しました。

そしてまおん自身もMCで、自分達はレグルスで人には見えにくい星だとしても、いつか見つけてもらえたら嬉しいです。と仰っていましたが、自分にとってはあまりに眩しすぎるので、どっちかというと絶対にまおんは シリウスだよ!って勝手に思っています。

5.reason

https://vt.tiktok.com/ZSLY9YgTJ/

@wakana_xxx

4人組ガールズバンド「まおん」です!自分たちでオリジナル曲も作ってます!本気で売れたい。有名になってたくさんの人を笑顔にしたい。応援して欲しいです!Twitter、Instagram、@maon_5で調べたらでてきます!フォローお願いします!!#05 #邦ロック好きと繋がりたい #インディーズバンド #拡散希望 #高校生 #専門学生 #邦ロック #売れたい #バンド #ガールズバンド #おすすめにのりたい #ライブ好きな人と繋がりたい #バズれ

♬ オリジナル楽曲 - わかな - わかな


オリジナル曲の中でまおんが初めて作った曲らしいです。
ポップなラブソング。
まおんらしさが爆発してる歌なので、必ずデビュー曲(音源一曲目)はこの歌にして欲しい。
ギターソロ最高。
そして1番聴いて見て欲しいのは、最後サビを終えた後にあるメンバー全員のラララ。
瑞々しくて、可愛らしさもあり、綺麗でもある。
美しい。
このコーラスを聴く為だけににライヴに行くのもあり。
(それは過言、全部見たほうがいい。)

ENSEMBLE vol.1
まおん
2023.5.21(日) @ Thunder Snake ATSUGI

1. ゴーストルール(カヴァー)
2. ReStart
3. 哀哭 (この日、初披露)
4. レグルス
5. reason

リセット!!
2023.6.4(日) @ 町田 The Play House


1.哀哭

いきなり演出ズルい。
初披露のサンスネでは、メンバーがピューといなくなるので、そこでインパクトがあったけど、今回は幕が上がるとステージには1人。
「哀哭」という曲の世界にグッと引き込まれる。

あとメインボーカル・なつきの声が今日は、前に聴いた時より泣き出しそうな声に聴こえたので、危うくこっちが泣きそうになりました。

2.レグルス


サンスネのときも思ったんですが、まおんはライトの演出も面白くて、特にこの歌はミラーボールが回り、さながら流星群に見えて綺麗ですね。
あとライヴハウスによってミラーボールの光り方が違うのも楽しいなと感じました。
1番のAメロでギターが鳴らず、ベースの音がよく聴こえるの好きです。
今回は歌詞を聴きたいと思っていたので、やっぱりシリウスって言ってたよね、よかった。

君がもしシリウスなのなら
レグルスだってなってみせるよ
いつも見てるよ一番星
どこにいても 見つけられる

レグルス 歌詞一部


3.ReStart


やっぱりギターソロ最高。
あとは2回目だったので、他の曲もそうですが、楽器の音に耳を集中できたのは良かったです。
ベースのメロディが聴けて良かった、この曲のベースライン好きです。
コーラス・掛け合いのお声がやっぱり綺麗。

4.Dream of me.


今日初披露の5曲目のオリジナル曲。
疾走感の溢れるアップテンポな歌です。
曲全体で掛け合いも多いので、難しそう。
(小並感)

いやオリジナルの5曲でこうも表情が違う、しかもまた良い曲をよく作るなと思います。
ミニアルバム並のバラエティの豊かさ。
この曲はギターのあやなが作曲をして、歌詞をあかてに手伝ってもらった曲らしいです。

疾走感はギターのメロディラインも関係してると思うけど、個人的に好きなのはドラムの音ですね。
一番のドラムとかキープが難しそうなのに、自分はそこまで技術的なことは詳しくないけど、ドラムお上手なのでは。(小並感)
歌作りの中心にいたり、MCで結構喋ったり、ドラムとしてリズムをしっかりと支えてるのもあって、
あかてさんってもしかして意外とお姉さんポジションなのかしら。

またこの曲はまだあまり合わせたことなくてボロボロだったので次は完璧に仕上げてきたい!
だそうなので、また行かなくちゃね。

5.reason


今回は最初のなつきソロの部分がカットされてました。
あるVer.も良いけど、ないVer.も曲と曲の繋ぎが気持ちいいので悩みますね。(なにが?)

ギターソロ好き。だけどギターソロ以外でも好きな部分を見つけて、サビの途中で変わるギターのメロディめちゃくちゃ良い。

この歌は一番最初に作った歌、つまり演奏する回数も多いと思うので、それぞれのプレイも自由にのびのびとしている感じも凄い伝わってきて、
ギターソロの前、あやなとわかなが背中合わせで演奏するシーンが良かった。


リセット!!
まおん
2023.6.4(日) @ 町田 The Play House

1. 哀哭
2. レグルス
3. ReStart
4. Dream of me.(新曲)
5. reason

おわりに


あかてさんと出会い、話した帰り道。
その時にバンドやっているんですと聞いて、ふと軽い気持ちで大学のサークルでかなと思ってしまった。
自分自身、高校の時にバンドを組んでいたが、それは音楽の授業で文化祭で発表する為に組んでいたものなので、もちろんプロになろうなんては思っていなかった。
生活している中で、本気でプロを目指してる人に出会えるとも考えていなかったので、そんな風に勝手に思ってしまいました。ごめん。
でも彼女は「近いうちにはサブスクを出したい。」とか「あのアーティストと一緒にライヴに出たい。」とかを真っ直ぐな目で言っていて、正直あまりにも眩しかった。軽い気持ちで考えていたのが恥ずかしくなった。かっこいい人だなと思いました。
そして行かせてもらったライヴで、ステージの上にいる4人が光り輝いているように見えて、
これは誇張じゃなくて、あの日参加していたどのバンドよりも、まおんが一番凄かったし、楽しかったし、眩しかった。
一番未来を感じました。
なのでとりあえずこういう風に記事に書き留めようと思った次第です。


まおんはまだ学生なので、音源はまだありません。ならライヴに行くしかないよね!?
みんな行くんだ。行け。
あと普通にライヴに参加してるバンドみんな良いので、もしかしたら君の人生を豊かにする運命のバンドと出会うかもよ。
この記事を読んで少しでも行きたいなと思ったのなら是非ライヴに行ってくださいませ。
詳しくはTwitter、Instagramで。↓







余談


ここからは僕の記事でよくある、いつもの読まなくてもいい部分です。

自分は元々ライヴではそんなに腕を上げたりしない方で、よく行ってるライヴがユニゾンの影響か、身体を自由に、腰を揺らしたり、肩を揺らしたりすることが多いです。
なので初めて行った厚木のサンスネでは、他のバンドさんやら関係者の方々が最前列でライヴを盛り上げていて、結構激しい動きとかしている。
でも自分はもちろんその輪に入って行くことは出来ないでいたので…


図らずとも腕組みをして、後方彼氏面でライヴに参加してしまったのが、めちゃくちゃ恥ずかしいです。はい。
次からはやめようと思いました。
また行かせていただきます。


それでは、歌って、読んで、旅をして。




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