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「ファン」はそもそも気持ち悪い

昨今、芸能人やインフルエンサーがファンの在り方や面倒くさいファンについて、タレント自身が苦言を呈する場面を度々拝見するが

そもそもファンとは総じて気持ちの悪い存在なのである。

ファンという呼称を言い換えるならば、当然「信者」であろう。

我々は側から見たら、よくわからない団体を祀り上げ、盛り上げている人たちを不気味に思うことがあるが、あの感覚が正直ファンにも当てはまる。

しかし、なぜファンと信者で認識の差があるのかというと、それは信仰対象の知名度に格差があるからだ。

一般的に普及率の高い人や物を囲う人たちを信仰している人を「ファン」と呼び、マイナー団体やコアなトピックを愛する人たちを「信者」と認識している傾向にある。

つまり、良さがわからない物を信仰している人間を不気味に思い、その他大勢もなんとなく認知しているものを愛する行為は微笑ましいものだと受け取っている。

しかし、私に言わせればどちらも「信者」で、どちらも気持ち悪い

ジャニーズ性加害で被害者を死に追い込んだジャニーズ信者も、芸人の顔ファンもとい、ヴィジュアル信者も、アイドルイベントに欠かさず参戦してる非モテ信者も、口を開けば大谷の話を始める老害信者も総じて気味が悪い。

ファンビジネスなんて信者ビジネスの模倣なんだから、信者依存してる供給側にも落ち度はあるのだが、お互いが生活のために共依存してしまっているため、そもそも気色の悪い業界とビジネスモデルだという現状に自覚的でない。

ファンビジネスに参入する以上、キモい相手を対象にしなければならないという覚悟を持ち、厄介ファンが嫌ならファイトクラブみたいに信者を集めて主催し、タイマンで気が済むまでボコ殴りにしたらいいと思う。

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