次世代VRゴーグルの各社予想まとめ【5選】
こんにちは、なでしこ大和です⚔
PSVRの発売から約4年、Oculus Questの発売から1年が経ちました。
そろそろ「次世代VRゴーグルが気になる!」という人も多いはず。
なので、新しいVRゴーグルについて公開されている情報やリーク情報などをまとめてみました。
この記事で取り上げているVRゴーグルは
・新型OculusQuest
・VIVE Cosmosの新型アタッチメント
・Reverb G2
・Project proton
・PSVR2
これら5つです。
最後に参考記事をまとめてあります。
それではご覧ください👼
● 新型Oculus Questの情報
画像:ThinkITより
新型Oculus Questについての情報は以下のことが主に囁かれています。
・新素材で軽量化
・リフレッシュレート向上
・CPUの性能向上
・トラッキングカメラ増加
・新型コントローラ
それぞれ見ていきましょう。
・軽量化
新型Oculus Questは従来のものから10%~15%ほど軽くなるとのことです。
500kg前後になるのでOculus Goより少し重たいくらいでしょうか。
軽量化に際し、小型化に加えていくつかの素材変更がなされるようです。
・外装を布製の素材→プラスチック製の素材へ
・ヘッドストラップをラバー製の素材→伸縮性のある新素材へ
・リフレッシュレート
リフレッシュレートが現在の72Hzから90Hzに向上するとのことです。
120Hzも技術的には可能ですが、バッテリー消費的に90Hzが最適という見解が強いようです。
・CPU
現行のQuestのCPUはQualcomm(クアルコム)社製のSnapdragon 835を使っています。
クアルコムはVRゴーグル向けのSnapdragon XR2を開発しています。
これを導入するとCPU / GPU は2倍、ビデオ帯域は4倍、扱える解像度6倍、AI処理が11倍に性能が向上するとのことです。
・トラッキング
トラッキング用のカメラが現行の4基から7基に増える可能性があるそうです。
・インサイドアウト式トラッキング用のカメラ2つ
・パススルーやMR用のRGBカメラが左右2つ
・アイトラッキング用の内側カメラ2つ
・トラッキングの強化や表情・口唇トラッキング用などのカメラ1つ
とのこと。
コントローラはバッテリーカバーが外れる問題などを改良した新設計になり、従来モデルと互換性あり。
ただ、ぼくはコントローラのカバーが外れたことがありません(運がいいだけ?)。
IPD(瞳孔間距離)調整スライドやOculus Link機能は引き継がれるようです。
これは嬉しいですね。
まとめるとこんな感じです。
発売時期は年内を予定していたが社会情勢の影響で2021年に延期された可能性が高いとのことでした。
● VIVE Cosmosの追加モデル
フェイスプレートを取り換えるだけで上位モデルに換装できるのが特徴なVIVE Cosmosの最新アタッチメントに関する情報があります。
それが
・Cosmos Play
・Cosmos XR
の2つです。
・Cosmos Play
画像:ITmedia NEWSより
Cosmos PlayはVIVE Cosmosのエントリーモデル(廉価版)になります。
トラッキング用のカメラを6基から4基に減らしてコストダウンしたものです。
今年の春に発売予定でしたが、社会情勢により未定になりました。
・Cosmos XR
画像:ITmedia NEWSより
Cosmos XRは現実空間に仮想の情報を重ね合わせるMR(複合現実)体験を可能にするモデルになります。
前面にパススルーのための高精細・広角ステレオカメラを追加しているのが特徴です。
こちらは主にビジネス向けに開発されている模様。
今年第2四半期に開発者キットをリリース予定とのことです。
● Reberb G2の詳細が公開
画像:Reverb G2公式HPより
大手PCメーカーのHPはマイクロソフト、Steamを運営するValveと共同で開発している4K対応の『Reverb G2』の詳細を公開しました。
基本スペック
・タイプ:PCVR
・解像度:4320×2160(片目2160 × 2160)
・リフレッシュレート:90Hz
・視野角:114度
・トラッキング:インサイドアウト方式
・重量:550g
・ケーブル長:6m
・接続:DisplayPort、USB-C
Valveと共同設計した新しいレンズとLCDディスプレイを採用しており、コントラストと明るさが増した明瞭な映像が期待できるとのこと。
Windows Mixed RealityとSteamVRに対応。
Reverb G2はWindows MRヘッドセットとして初の4つのトラッキングカメラを採用しており、従来のトラッキング範囲から1.4倍に広がりました。
コントローラのデザインが従来のWindows MRヘッドセットのものから一新され、Oculus Touchに似た使いやすい形状になっています。
画像:Reverb G2公式HPより
他社のWindows MRヘッドセットにも互換性があり、コントローラ単体での発売も予定しているそうです。
スピーカーはVALVE INDEXと同じものを採用しており、耳に接触せずにスペーシャルオーディオ(立体音響)に優れています。
IPD(瞳孔間距離)調整スライドも搭載。
VR酔いやぼやけの低減に繋がりますね。
また、ディスプレイ部分を90度回転できるようですが、詳しい様子は見つかりませんでした。
値段は600ドル(約64,000円)で2020年秋の発売を予定しています。
● Project Proton
HTCはVIVE Cosmosの他に、次世代VRヘッドセット『Project Proton』のコンセプトデザインを発表しました。
発表されたデザインは「オールインワン型」と「オールインツー型」の2種類です。
・オールインワン型
画像:TechCrunchより
ワイヤレスでの稼働を想定したモデル。
後頭部のスペースにメモリ類が収まっていると思われます。
・オールインツー型
画像:TechCrunchより
ケーブルでスマホに接続することを想定したモデル。
● PSVR2のウワサまとめ
PSVR2に関するウワサを以下にまとめました。
・2020年にPS5と同時に発表
・解像度は2560×1440
・リフレッシュレートは120Hz
・視野角は220度
・アイトラッキング搭載
・ワイヤレス化
・バッテリーは4~5時間
・ヘッドフォン内蔵
・価格は約28000円
などなど。
VR・MR関連の特許取得が激しいようなので、これからどうなっていくのか楽しみです。
● 参考記事まとめ
最後に、参考にした記事をまとめます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!