見出し画像

【2020年版】VRゴーグル(HMD)の種類を発売日順にまとめてみた【21選】

画像15

2020/07/17更新


こんにちは、なでしこ大和です⚔

今回は、VRゴーグルを発売日順に紹介していきます。

というのも、「VRゴーグルの種類が多すぎて分からない!」という人がたくさんいると思うんですよ。

1年前の初めてVRに興味を持った自分がまさにこの状態でした。

せっかく新しいことに興味を持ったのに、これでは少しもったいない気がします。

なので、初心者でも分かりやすいようにまとめました👼


(抜けや追加は随時更新していく予定です)


● 知っておくべき前提知識


まず最初に、VRゴーグルを知る前に覚えておいたほうがいい言葉が3つあります。


・VRゴーグルのタイプ

・トラッキング方式

・自由度


これらを知っておくことで、VRゴーグルをすんなり理解できると思います👼


・VRゴーグルのタイプ

VRゴーグルは主に3つのタイプに分かれています。

・PCVR
・スタンドアローン型
・スマホVR

の3つです。
(PSVRなどの例外あり)

PCVR

その名の通り、PCに接続して動かすタイプのVRゴーグルです。

VRゴーグルと言えばPCVRが一般的です。


VRを動かすために要求されるスペックはけっこう高く、基本的にゲーミングPCレベルのスペックが必要とされています。

その代わりに、高い処理性能を活かしたハイクオリティなVR体験を楽しむことができます。


スタンドアローン型

スタンドアローン型は、PCに接続しなくてもVRゴーグル単体で動作するタイプです。

お手軽 かつ PCいらずでVRを体験できる大きなメリットがあります。


PCVRと比べると処理性能に限界がありますが、解像度・視野角・アプリの質においてはスマホVRの比ではありません。



スマホVR

スマホを刺し込むタイプのVRゴーグルです。
最も安価に体験できます。

安価すぎていろいろと物足りないので、この記事では取り扱いません。


・トラッキング方式


VRは専用のカメラを用いて、顔や体の動きを認識(トラッキング)します。

トラッキング方式は以下の2種類です。

・アウトサイドイン方式
・インサイドアウト方式


アウトサイドイン方式

アウトサイドイン方式は、カメラを自分に向けて設置してトラッキングする方法です。

高い精度と広いトラッキング範囲がメリットです。


インサイドアウト方式

インサイドアウト方式は、トラッキング用のカメラがVRゴーグルと一体化しているものを指します。

外部センサーを設置する手間やスペースが必要ありません。

お手軽になった反面、トラッキング範囲がゴーグル前面に限定される短所もあります。


・自由度

自由度(DoF)とは、"認識できる体の動き"の数を指します。
(DoF = Degrees of Freedom)

3自由度は、顔の左右・上下・傾きの3つを認識できます。

6自由度は、3自由度に加えて身体の前後・左右・上下移動を認識できます。

画像1


6自由度のおかげで、VRで体験できる幅が大きく広がりました。

現在では、ほとんどのVRゴーグルが6自由度に対応しています。


画像22



● 2016年

・Oculus Rift

画像2

画像:Amazonより


2016年と言えば、主要の各社がVRゴーグルを世に出したことから『VR元年』と呼ばれたりした年でした。

その一つがこの『Oculus Rift(オキュラス リフト)』です。

3月にFacebook(Oculus社)が世に出した最初のVRゴーグルでした。

Facebookと聞くとSNSの方をイメージしがちですが、実はVRにノリノリなんです。


Oculus Riftはアウトサイドイン方式のPCVRで、当時では高い完成度を誇りました。

IPD調整ダイヤルが付いており、あらゆる人の目に調節できます。


IPD→瞳孔間距離


Riftのメガネをかけたまま装着するのが難しいという問題顔が触れる部分はせまい

2019年に後継機のOculus Rift Sが発売し、その役目を終えました。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
2160 × 1200(片目1080×1200) 

・ディスプレイ
OLEDパネル(ペンタイル配列)

・リフレッシュレート
90Hz

・視野角
110度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・重量
約470g


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
AMD Ryzen 5 1500X以上

・グラフィックボード
NVIDIA GTX 1060/970以上
AMD Radeon RX 480/R9 290以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
HDMI 1.3
USB3.0ポート×3
USB2.0ポート×1

・OS
Windows 10


・HTC VIVE


画像3

画像:Amazonより


HTC社とValve Corporationが共同で開発したVRゴーグルです。

Oculus Rift同様に、高い完成度を誇り、性能差はほとんどないと思われます。


一方でベースステーション(トラッキング用の外部センサー)やコントローラが後の後継機に互換性があります。

後に後継機が登場し、2019年10月に販売終了。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
 2160×1200(片目1080×1200)

・ディスプレイ
有機EL

・リフレッシュレート
90Hz

・視野角
110度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF

・重量
555g


~推奨スペック~

・CPU
Intel Core i5-4590 以上
AMD FX8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 970 以上
AMD Radeon R9 290以上

・メモリ
4GB 以上

・インターフェース
HDMI 1.4 または DisplayPort1.2
USB2.0×1

・OS
Windows 7 SP1
Windows 8.1 
Windows 10



・PlayStation VR(PSVR)


画像4

画像:Amazonより


バイオハザード7やエースコンバット7の盛り上がりが懐かしいですね。

2016年10月にソニー・インタラクティブ・エンターテイメント(SIE)より発売されました。

2019年の時点で500万台以上も売れたとされています。

PSVRによって、VRの名が一気に認知されるようになったのではないでしょうか?

~基本スペック~

・タイプ
PS4と接続

・解像度
 1920×1080

・ディスプレイ
有機EL

・リフレッシュレート
120Hz

・視野角
100度

・トラッキング
アウトサイドイン方式(PlayStation camera)

・自由度
6DoF

・重量
610g


~推奨スペック~

・PS4またはPS4 Pro


・Pimax 4K


画像17

画像:Amazonより

Pimax 4Kは、4K解像度(3860 x 2160)を初めて実現したことで、2016年に注目を集めたPimax Technology社製のVRゴーグルです。

Steam VRやOculusのゲームとの互換性も備えていたそうです。

が、ポジショントラッキングに非対応(3自由度)とVR用コントローラに非対応だったことから、遊べるアプリが少ないようでした。

~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
3840×2160(片目1420 × 1440)

・ディスプレイ
(おそらく液晶)

・リフレッシュレート
60Hz

・視野角
110度

・トラッキング
なし

・自由度
3DoF


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
またはAMD FX 8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GTX 960以上
またはAMD R9 290以上

・メモリ
4GB以上
・インターフェース
HDMI 1.4B
USB 2.0 / 3.0

・OS
Windows 7 SP1
Windows 8,
Windows 10 64 bit




・Pimax 2.5K


Pimax 2.5Kは、Pimax 4Kと同時期に販売されたと思われるPimax Technology社製のVRゴーグルです。

4Kと異なりディスプレイには有機ELを採用し、ビジネス向けに販売されたことから一般向けにはほとんど出回らなかったでしょう。


● 2017年

・FOVE 0


画像5


世界初の視線追従(アイトラッキング)を備えたVRゴーグルです。
装着者の視線の向きと瞬きを認識することができます。

2017年の1月に日本企業のFOVEが作りました。

SAO(ソードアート・オンライン)のアスナが出てくるアプリが話題になりました。


一応Steam VRに対応しているものの、FOVE 0自体にコントローラが無いため、対応アプリがかなり制限されるようです。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
(2560 x 1440)

・ディスプレイ
WQHD OLED

・リフレッシュレート
70Hz

・視野角
90°〜 100°

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF

・重量
520g


~推奨スペック~

・CPU
Intel Core i5-4590 以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 970以上
AMD Radeon R9 290 以上

・メモリ
8GB 以上

・インターフェース
HDMI 1.4
USB 3.0
USB 2.0x2

・OS
Windows 8.1 64-bit,
Windows 10 64-bit 以上



・Lenovo Explorer


画像6

画像:Amazonより


2016年10月にマイクロソフトが各PCメーカー社からMRヘッドセットを展開することを発表し、2017年12月にLenovo(レノボ)社から発売されたWindows Mixed Reality(MR)に対応した最初のVRゴーグルです。

Windows MRとSteamVRに対応しています。


フリップアップ機構があり、ゴーグル部分を上に回転して、現実を直視できます。

軽量で使いやすいのが特徴です。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
2880×1440(片目1440×1440)

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
60Hzまたは90Hz

・視野角
105度

・トラッキング
インサイドアウト方式

・自由度
6DoF

・重量
380g


~対応PC~

Windows Mixed Reality対応PC


~その他のWindowsMRゴーグル~

・エイサーAH101 (2017年10月)

・デルバイザー (2017年10月)

・HP WMRヘッドセット (2017年10月)

・サムスンオデッセイ (2017年11月)

・Asus HC102(2018年2月)

・サムスンオデッセイ+ (2018年10月)

・HPリバーブ (2019年5月)

・Acer OJO 500 (2019年10月)


・HTC VIVE Pro


画像7

画像:Amazonより

HTC VIVEのPro仕様。
2018年4月に発売されました。

従来機より画質が78%向上し、ベースステーション2.0に対応。
最大10m×10mにまでトラッキング範囲を拡大できるようになりました。

ハイレゾヘッドホンを搭載しており、従来機をはるかに上回る性能を誇ります。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
  2880×1600(片目1440×1600)

・ディスプレイ
有機EL

・リフレッシュレート
90 Hz

・視野角
110度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF

・重量
約765g


~推奨スペック~

・CPU
Intel Core i5-4590以上
AMD FX 8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1060以上
AMD Radeon RX 480 以上

・メモリ
8 GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.2 以降
USB 3.0 以降 ×1

・OS
Windows10


●2018年


・Mirage Solo


画像8

画像:Amazonより


世界初の本格的な一体型(スタンドアローン型)VRゴーグルとして注目を集めました。

PCいらずでケーブルレス。
そしてWindowsMR系列で主に採用されている外部センサーいらずのインサイドアウト方式のトラッキングを実現しています。

自由度も6DoFに対応しています。

GoogleのVR専用プラットフォーム『Daydream』に対応。
(Stear VRは非対応)


同時発売の『Mirage Camera』を使えば180度VR動画の撮影と観賞が可能になります。

2018年5月にLenovo(レノボ)から発売されました。


~基本スペック~

・タイプ
スタンドアローン型

・解像度
  2560×1440

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
75Hz

・視野角
110度

・トラッキング
インサイドアウト方式

・自由度
6DoF

・重量
約 645g

・CPU
Snapdragon 835



・Oculus Go


画像9

画像:Amazonより


2018年6月にFacebook(Oculus社)より発売された、Oculus初のスタンドアローン型のVRゴーグルです。


~基本スペック~

・タイプ
スタンドアローン型

・解像度
  2560×1440(片目1280×1440)

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
60〜72Hz

・視野角
100度

・トラッキング
振り向きのみ

・自由度
3DoF

・重量
468g

・CPU
Snapdragon 821


・Pimax 8K


Pimax 8Kは、Vision 8K Xのプロトタイプ的な立ち位置のVRゴーグルと言えます。

これをブラッシュアップし、改良を重ねたものがPimax vision 8K Xというわけです。


現在は(おそらく)販売していないので、Pimax 8Kと言えばVision 8K Xを指します。




●2019年

・Oculus Rift S

画像10

画像:Amazonより


Oculus Rift S(オキュラス リフトS)は2019年3月にFacebookより発売されました。

従来機より解像度や視野角などが向上し、トラッキング方式も外部センサーを必要としないインサイドアウト方式に変更されています。



~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
2560 × 1440(片目1280 × 1440)

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
80Hz

・視野角
115度

・トラッキング
インサイドアウト方式

・自由度
6DoF

・重量
500g


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
AMD Ryzen 5 1500X以上

・グラフィックボード
NVIDIA GTX 1060以上
AMD Radeon RX 480以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort1.2
miniDisplayPort (アダプター同梱)
USB 3.0×1

・OS
Windows 10




・Oculus Quest

画像11

画像:Amazonより


Oculus Quest(オキュラス クエスト)は2019年5月にFacebookより発売されました。

従来機のOculus Goと同じスタンドアローン型でありながら、6自由度とインサイドアウト方式を備えています。

コントローラの数も1つから2つに増え、より本格的なVR体験ができるようになりました。


大規模アップデートが何度か行われており、ハンドトラッキング機能やOculus Link機能などが追加されています。

ハンドトラッキング→カメラで手を認識し、コントローラを使わずに操作する方法
Oculus Link(オキュラス リンク)→Oculus QuestをケーブルでPCと繋ぎPCVR化させる機能


特にOculus Link機能の追加は革命的で、Oculus Rift Sの優位性が失われつつあるほどです。


~基本スペック~

・タイプ
スタンドアローン型

・解像度
  2880 x 1600 (片目1440 × 1600)

・ディスプレイ
有機EL

・リフレッシュレート
72Hz

・視野角
100度

・トラッキング
インサイドアウト方式

・自由度
6DoF

・重量
約570g

・CPU
Snapdragon 835




・VIVE Cosmos


画像12

画像:Amazonより

VIVE Cosmosは2019年10月にHTCより発売されました。
HTC VIVEシリーズの新ラインナップといった位置づけになります。

ゴーグル前面のフェイスプレートを入れ替えるだけで上位モデルに換装可能なところが大きな特徴です。

フリップアップ構造で簡単に現実を目視でき、十分な解像度で没入感を高めます。

ハイエンドVRゴーグルの中では比較的安価な値段で売られています。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
  2880 × 1700(片目1440 × 1700)

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
90Hz

・視野角
110度

・トラッキング
インサイドアウト方式

・自由度
6DoF

・重量
約650g


~推奨スペック~

・CPU
Intel Core i5-4590以上
AMD FX 8350 以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1060以上
AMD Radeon RX 480以上

・メモリ
8 GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.2 以降
USB 3.0以降×1

・OS
Windows10




・VALVE INDEX


画像13

画像:Amazonより

VALVE INDEX(バルブ インデックス)は2019年11月にHTC社とVALVE社が共同で作ったハイエンドVRゴーグルです。

解像度、視野角、リフレッシュレート全てにおいて最高レベルの品質を備えています。

コントローラは5本の指をバラバラにトラッキングすることができます。


VALVE INDEXユーザーには、累計2000万本以上も売れたHalf-Life(ハーフライフ)シリーズの新作『Half-Life: Alyx』が無料で配布され、世界中で売り切れが起きたことで話題になりました。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR
・解像度
2880×1600 (片目1440×1600)
・ディスプレイ
液晶
・リフレッシュレート
80Hz, 90Hz, 120Hz, 144Hz
・視野角
130°
・トラッキング
アウトサイドイン方式
・自由度
6DoF
・重量
748g


~推奨スペック~

・CPU
クアッド・コア以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1070以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
USB 3.0、DisplayPort 1.2、12V電源

・OS
Windows 10, SteamOS, Linux



・Pimax Vision 8K X


8kキャプチャ

画像:公式サイトより

Pimax Vision 8K Xの特徴は、デュアルエンジン機能を備えているところです。
PCの性能に合わせて、本体をUpscaleモードとNativeモードに切り替えることができます。

Upscaleモードでは8K解像度と90Hzのリフレッシュレートに対応しています。

Nativeモードでは入力解像度を5120×1440(片目2560×1440)、リフレッシュレートを75Hzに下げています。
これによりPCの厳しい要求スペックを緩和させています。


もちろん視野角200度は健在。


8K Xは2種類のモデルが存在しています。

・Standard Headphone Version
・Deluxe Headphone Version

ヘッドホンが付いているかの違いのようです。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
7680×2160(片目3840×2160)

・ディスプレイ
CLPLディスプレイ(カスタム液晶)

・リフレッシュレート
75Hz(Native) 90Hz(Upscale)

・視野角
200度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF


~推奨スペック~

・CPU
intel i5-9400以上

・グラフィックボード
NVIDIA RTX 2060以上(Upscale mode)
NVIDIA RTX 2080以上(Native mode)

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.4
USB2.0/3.0

・OS
Windows10


・Pimax 5K Plus


画像19

画像:Amazonより


Pimax 5K Plusは、Pimaxシリーズの視野角200度をそのままに、解像度を5Kに落として値段を下げた5Kシリーズの最上位モデルです。

PCの推奨スペックも、8Kシリーズから大きく変更点があります。


しかし完全に廉価版というわけではなく、リフレッシュレートがなんと最大114Hzに対応しており、8Kシリーズにはない魅力があります。


ディスプレイは8Kシリーズと同様にCLPLディスプレイを採用しています。

重量は470gと比較的軽く、Oculus Goと比べて2gしか変わりませんでした。

8Kシリーズと同様に、5KシリーズもHTC VIVE用のベースステーション(1.0、2.0)、コントローラー(1.0、2.0)に対応しています。

もちろんVALVE INDEXのINDEXコントローラも対応。

5K Plusは現時点(2020年6月)で唯一、公式がAmazonで販売しているPimaxシリーズのようです。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR
・解像度
5120×1440(片目(片目2560x1440)

・ディスプレイ
CLPLディスプレイ(カスタム液晶)

・リフレッシュレート
最大144Hz

・視野角
200度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
またはAMD FX 8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GTX 1070以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.4
USB2.0/3.0

・OS
Windows8
Windows10


・Pimax 5K XR


5kxrキャプチャ

画像:公式サイトより

Pimax 5K XRが5K Plusと違う点はリフレッシュレートとディスプレイにあります。

リフレッシュレートは85±3 Hzに対応しており、ディスプレイは有機ELを採用しています。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度5120×1440(片目2560x1440)

・ディスプレイ
有機EL

・リフレッシュレート
85±3 Hz

・視野角
200度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
またはAMD FX 8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GTX 1070以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.4
USB2.0/3.0

・OS
Windows8
Windows10


・Pimax Artisan


artisanキャプチャ

画像:公式サイトより


Pimax Artisanは、Pimaxシリーズの特徴だった視野角200度と高い解像度を廃止し、手ごろな価格で購入できるエントリーモデルです。


一方で、リフレッシュレートは72Hz 90Hz 120Hzに対応しており、5K XRよりも高い数値を出すことができるようです。

ディスプレイは8Kシリーズと同じCLPLディスプレイを採用しています。

性能と値段を抑えていながらも、高い解像度と視野角は保っており、やはりPimaxを名乗るにはふさわしいVRゴーグルなのではないかと思います。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
3400×1440(片目1700 × 1440)

・ディスプレイ
液晶

・リフレッシュレート
72Hz 90Hz 120Hz

・視野角
170度

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF


~推奨スペック~

・CPU
Intel i5-4590以上
またはAMD FX 8350以上

・グラフィックボード
NVIDIA GeForce GTX 1050Ti または1060以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.4
USB2.0/3.0

・OS
Windows8
Windows10


● 2020年

・VIVE Cosmos Pro


画像14

画像:Amazonより

VIVE Cosmos Eliteは2020年3月に発売されたVIVE Cosmosの上位モデルです。

インサイドアウト方式を採用し、高精度なトラッキングを実現しています。

コントローラは従来のHTC VIVEと同じものを使います(VIVE Cosmosのコントローラはインサイドアウト方式用のため非対応)。


フェイスプレート単体でも販売されているため、無印VIVE Cosmosユーザーであればパーツを替えるだけで上位モデルに換装することができます。



~基本スペック~

・タイプ
PCVR

・解像度
2880 x 1700 (片目1440 x 1700)
(VIVE Cosmosと同じ)

・ディスプレイ
液晶
(VIVE Cosmosと同じ)

・リフレッシュレート
90 Hz
(VIVE Cosmosと同じ)

・視野角
最大110度
(VIVE Cosmosと同じ)

・トラッキング
アウトサイドイン方式

・自由度
6DoF

・重量
約650g


~推奨スペック~

VIVE Cosmosと同様


・Pimax Vision 8K Plus


8kpキャプチャ

画像:公式サイトより

Pimaxシリーズの最新かつ最上位モデルです。

片目4Kの合計8Kの解像度を誇り、フルRGBのCLPLディスプレイを採用しています。

CLPLはカスタマイズされた特別な液晶ディスプレイ(特許取得済み)であり、高いリフレッシュレートと鮮明な映像に対応しています。

サブピクセルが50%増加し、スクリーンドア効果(ドットの隙間が網目模様のように見える現象)が大きく抑制されています。


HTC VIVE用のベースステーション1.0と2.0両方に対応しており、VIVEコントローラも1.0とVIVE Pro用のコントローラ2.0が使用できるとのこと。
(Vision 8K Xも同様に使用可能)

Pihome、Steam VR、Oculus Homeに対応。


~基本スペック~

・タイプ
PCVR
・解像度
7680×2160(片目3840×2160)
・ディスプレイ
CLPLディスプレイ(カスタム液晶)
・リフレッシュレート
90Hz(最大110Hz)
・視野角
200度
・トラッキング
アウトサイドイン方式
・自由度
6DoF


~推奨スペック~

・CPU
intel i5-9400以上

・グラフィックボード
NVIDIA RTX 2060以上

・メモリ
8GB以上

・インターフェース
DisplayPort 1.4
USB2.0/3.0・OS
Windows10






最後まで読んでいただきありがとうございました!