カメラと金柑

金柑の甘露煮をつくった。ついでと言ってはなんだが、カメラの練習も一緒にした。

カメラはNikonD5500。中古で購入した初めての一眼レフ。2、3年前からずっとずっと一眼が欲しくて買ったけど、コロナ禍の最中である。バンバン外に出ていろんなもの撮りたい!っていう気持ちはあるけれど、自粛しようの気持ちが勝る。出かけようってお誘いするのもなんとなく、憚られる。

そういうもんだから、身近な生活を撮ることからはじめよう、と思った。

私は時々お菓子作りをするので、その工程を撮ってみることから始めた。ちゃんと外に出た時に好きに撮ることができるように、スマートフォンが発達した時代、カメラで撮る楽しみを見つけられるように。

何回も何回も調整して、撮って、確認して、また撮って、、を繰り返してこんな感じ。

金柑、キラキラしてて可愛い。それだけ感じてずっと撮っていた。まだまだ始めたばかりで、良し悪しも何もわからないけれど。

ただ、カメラ買って確実に生活は豊かになった。

豊かになったというのはモノを買って満足した!っていうような物質的な「豊か」ではなく。気持ちの「豊か」の方が大きく感じる。

今までなんにも思わなかった生活の風景に目を向けて、撮るまで。この間に可愛いだとか美しいとか、撮ってみたい!って言う感情が生まれることは、明らかに淡々と過ごす日常とは比べて感情的に豊かだと思う。

あらゆる人がいろんな理由で写真を撮るけれど。
私は日常の些細な変化や風景に、常にアンテナを張っていられるように撮っていきたいなあと思った1日でした。

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