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粒あんとヨロシクやった週末


パンが大好きである。

朝はパンで22年間育ってきた。(社会人になってからは米にしてるけど土日はお楽しみのパン)学生時代も4年間パン屋でバイトしていた。とにかく昔から大好きなのだ。なんと大学の卒業研究のテーマは「自然界からの酵母菌検出」で、そこらへんの川から水を採取し、天然酵母菌を見つけてはその得体の知れない菌でパンを焼くという、これまた危ないことをしていた。


そんな私だが、パンを家でちゃんと焼き始めたのはここ1〜2年の話なのだ。クックパッドとかで見様見真似で作ることはあったけども、器具もなんも用意してないで作るわレシピは適当だわでまともなものが焼き上がった記憶がない。

そんな中パンを焼き始めたのは、料理教室で簡単なてごねパンを作ってみてなんとなくの流れを理解できたのと、とある本を買ったのがきっかけだった。

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その名も、パンづくりに困ったら読む本!


題名のとおり、マジで困った時のポイントが全てと言っていいほど細かく乗っている。辻調の製パン科の先生が出しているようなので、つまるところ教科書みたいなものだ。


全208ページ。

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これだけの厚みがあるというのに、載ってるレシピはなんと基本生地5つ、派生アレンジ8つなのだ。普通のレシピ本ならレシピの多さを売りにしているのに、有り得ない暴挙である。(分かりにくいけど褒めている)

その代償として、ひとつひとつのレシピが超絶詳しく書いてある。そしてパン作りのQ&Aがものすごいページ数をしめている。単純に読み物として面白い本なのである。

この本と会って1年くらい経っただろうか、他のレシピにも興味が湧いてきた。ということで作ってみたくなったのがこちらである。

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あん食パン。すでに響きが良い。編み込み生地というのも、私のどタイプ。


食パンの基本もマスターし、生地の成形も色々やってつかめてきたので、この本以外のレシピに初挑戦してみた。クックパッドでめぼしいレシピを見つけたのでこれで作ってみた。

使ったっていうか、いつも作ってる食パン生地はそのままに、成形の工程とオーブンの温度を参考にして作ったっていうのが正しい。お菓子作りでもよくやる戦法である。


さあ粒あんと遊ぼう

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スーパーで200g198円で売ってた。これで休日4時間ほど遊べる自分のコスパの良さを褒めたい。(ホームベーカリーがないため手ごねなので軽く半日つぶれる)


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一時発酵がすんでのびのびと育った生地をのびのびします。


こちらに粒あんを仕込みます

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このあとたたんで伸ばして三つ編みすべく9等分にするのだが、いかんせん粒あんが飛び出るのを恐れて伸ばしきれなかった。己の修行不足である。


いざ編みます

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ということで少し長さや太さが違うものの、型に詰めたらそんなの関係ねえ!!!


はい関係なかった〜

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なんか粉200gやなくて250gで作っても良かったかもな。少し控えめなサイズになった。


焼きました

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なぜか知らんがめちゃくちゃ型離れが良かった。あんこは良い子。


ホワイトのオーバル皿に乗せた

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見た目がかわいいもう〜。良き色になったな。

6等分にカットして、バターを塗りたくって食べたよ。イエスカロリー!って味がしてQOLが爆上がりするね!


ちなみに粒あんとこしあんなら後者が好き!でもやっぱり粒あんも好きだな。

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