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夜中に「爆着サステナブル」を少し振り返ったりした

今日は、5月に公演した「爆着サステナブル」のデマチカヤナギのメンバーと2週間ぶりぐらいに再開。色々話して色々聞いて、とても楽しい時間でした。
座組は、大学生の方や私の母親の年齢のぐらいの方もいたりと、男女共々のメンバー。演劇の経験も様々。とても良い座組だったなーと思います。とにかく楽しい座組でした。
自分のお芝居についても、音響さんや共演者の方からご意見いただいて、とても貴重で有り難い時間でございました。お芝居の話はほんとに楽しい。お芝居や舞台、そういう類のものがやっぱりすごく好きみたい。紙の上に並んだ文字が、役者や演出、音響や照明、大道具や小道具などが合わさって立体になっていく姿が本当に好き。
だから、あと10年早くこの世界に出会いたかったと思うことは最近本当によくある。だけど、出会ったタイミングが出会うべきタイミングかなと思うこともある。10年前に出会っちゃってたら、アメリカにも行ってなかったかもだしね。笑

「爆着サステナブル」は、古着を使ったお話。地域の人から集めた服でファッションショーをする予定なんだけど、企画のリーダーが何故か当日に会場に来なくなって、色んな人が色んなことに奔走する群像劇。タイトルの通り、最近よく耳にする「サステナブル」にも言及。あ、だけど、全然説教じみた話ではなくて、古着の問題やサステナブルって果たして?みたいな話を少しコメディに盛り込んだお話。
自分はその中でも、ショーをなんとかしようとする皆と相反して、ちょっとやらかしてしまう役を頂きました。やらかすにも彼女なりに理由があったり、踏んだり蹴ったりでカワイソウなところもあって、役の彼女を憎めない自分はいたよね。イラついたり怒ったり、気持ちの揺さぶりも割と多めな役どころで、一つまた大きな経験を積ませて頂いたなと言う感じ。今の自分の全力投球はしたけれど、振り返るともっとできたなと思うところはいっぱいあって、まだまだ武者修行です。やっぱり難しいよね、お芝居。
観に来てくださったお客さんや応援してくださった方、スタッフさんや関係者の皆さん、本当にありがとうございました。稽古期間も含めて、彼女でいれた時間はとても豊かな時間だったなと思う。

話は戻って今日。先輩の共演者の方が、今回の公演をとても楽しかったと言ってくださっていて。どこか学園祭みたいな、高校時代に戻ったみたいだったって嬉しそうに話されていて、それを聞いててなんか嬉しかったなぁ。自分が何をしたわけでもないんだけど。楽しかったのが自分だけじゃなくて良かった。大人になっても「楽しい」を共有できる人たちがいるってこんなに素敵なんだなと思いましたよ。10年早くこの世界に出会ってたらこの座組に居なかったかもだし、やっぱり出会いはタイミングということかな。ということにしましょう。

あと、脚本演出をしてくださった村上慎太郎さん。ほんと凄いな村上さん。村上さんの書く脚本が私はとても好きで。洗練されてるというか、なんというか。私には、とても気持ちいい言葉が並んでいるなと思っていて。あと、演出をしてるときに、村上さんの目には何が映ってるのかなぁと思う。これからも、もっと色んなことを学ばせてもらいたい。
ほんとに、周りにはすごい人がいっぱいいるなぁ。

おしまい。



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