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中学生のアートプロジェクトを体験 2023-1-8

天井を見上げると帯のような、手ぐいをつなげたような作品が相当数あります。香川県の中学生が参加するアートプロジェクト「しみる・そまる 願いをつなぐ、讃岐のり染 展」(2023/1/7→1/15 )。

県の伝統工芸品「讃岐のり染」の技法を参考に、画風は自由、圧巻の相当数(約3300点)。ここだけの展示ではもったいないなあ、多くの人に見てもらえるよう巡回展にしたらいいのになあと思いました。カラフルな色彩とエネルギッシュなボリュームは、鑑賞者を笑顔にします。一つひとつじっくり見たくなる展示でした。

同日のアート体験は、つまみ人形の絵付け。白地の小さい人形に、アクリル絵の具で色をつけていきます。「全部で300個ぐらい作りました」と中学生に聞きました。わたしの絵付けは、形を生かすことなく色をのせたので不出来です。形を生かすべきでした。準備してくれた中学生への敬意が足りませんでした。咄嗟の色があるんですね。

石川県立工業高等学校(

香川県には工芸高校があります。
納富介次郎によって設立された石川県立工業高等学校(1887年)に続く香川県立高松工芸高等学校1898年、佐賀県立有田工業高等学校富山県立高岡工芸高等学校姉妹校.wikiwandより)。
香川には手しごと(伝統工芸)を大事にする気風が息づいています。


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