見出し画像

物質を介して初めて存在するもの

色が単独で存在することはなく、物質を介して初めて色と言えるのではないか。
色は寄生して存在するもの。
色の構成要素は、CMYKなら数字で表せますが、色の実態はイメージなのかもしれません。

そんなことを考えていたらヒントがありました。高校生の現国に「色は光による見え方」という読解があるようです。
筑摩書房の精選国語総合 現代文編 改訂版のシラバスをDLして、章タイトルを検索、「バラは暗闇でも赤いか」という評論のようです。全文掲載を探しますが、著者とタイトルらしきものにたどり着きました。野矢茂樹著「哲学な日々」。

色彩学を学ぶと、色は光の見え方だというのが正解です。色彩検定でも重要な箇所です。覚えてしまうと、そこから思考が広がらないのはカルチャーかなあと思います。探求すれば、仮説と検証による落とし込みから独自の展開が見えてくるでしょう。

視覚を使わないで色彩を伝える
今日はそんなことを思いました。ちょうど日経新聞2020/11/14書評 手の倫理 伊藤亜紗著を読んだからです。以前、Dialogue in the Dark を体験して「暗闇は差別を作らない」という代表理事/季世恵さんの言葉が残っています。暗闇で色を感じるなら、それをどう伝えるか。これも折に触れ、どうしようかなと思案する項目の一つです。

●memo 下書き 2020/10/4
色が単独で存在することはなく、物質を介しての色
色は寄生して存在する
物質の重量感、
色はCMYKなら数字で表せるけれど、
色の実態って、イメージでしかないのかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?