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社会に出るなら、コーチングは学んでおいて損はない、と思う。

会社のお偉い様とお酒を酌み交わす機会があり、その会話が自分のなかで残っている。それをちょっと今日は言葉にしてみたいと思う。

現在、本職は広告代理店でいわゆるプランナーと呼ばれる、戦略とかそんなよさげな事を考えて物事を達成するための道筋を描く仕事をしている。
要は、よく考え込む。考え込んで、検討して、あーでもない、こーでもないを繰り返して資料をつむぎあげて「こんなん考えましたけど、いかがっすか?」ときいて無事に「いいね👍」をもらえばOK。そうでなければ、もう一度やりなおし、みたいな仕事。

つまるところ、時間が溶けていくような働き方が若干常識。だけど、いまいる会社はやはり色々とあったもんだから、働ける時間の上限にはすごくうるさくなった。世間も許さなくなったという話。そんななかでも競合に勝てるように物事を効率化したり考えたりしたりしなくちゃいけないっていうんで、あれこれ考えるわけです。

ただ、正直、やはり業界の自体がかわらないので仕事のやり方もそんなに変わらない。だって自分一人で完結する仕事のほうが少ないしね。となると、どうしたって働く上限を上回っていく。

しかし、上限を突破したそれは、きがついたらどこかに消えてなくなっている。まったく、不可解なこともあるもんだ。おっと、もともとなかったのかな?気が付かなかったぜ。みたいな話(本筋ではないのでわかるひとがわかればいいかな)

そういう前提があるなかで、会社のお偉いさんはこういったのだ
「社員の安全と生命をまもらなくてはいけないのだ」と。

そうだ。その通り、とおもったんだけど、あれなんかおかしいぞ。

「まってまって、社員の安全とか生命って、自分でまもるものじゃない?」「その考え方って、そもそも社員は自分ではどうにもできないって前提あるよね」と。

どうして、社員である我々は、自分たちの生命とか安全を会社から守ってもらわないといけないのだろう。安全でない事もわからなくなるような働きかをそもそもしなくていいのではないだろうか?むしろ、そうなるまで働く必要ってなんだ?そして、それを自分では決められないと思われているのって、なんか逆に不安なんですけど。

と思ってしまった。若干、被害者妄想なところはみとめるし、そもそも法律に書いてあるからそんな事につっかかるなよって話なんだけど。

だけどあえて言いたい。そもそも自分がどれだけ働くか、働けるか、働きたいかぐらい、自分たちに選択肢があるものじゃないの?

それを考えていくと、やはり仕事をやっていくなかで自分の声が聞こえなくなっていく事が問題なのかなって思うわけです。

自分の声を向き合う時間、それを向き合わせてくれる時間がある事の大切さをコーチングを通じて得ているとおもうと、できれば新人研修にコーチングを取り入れたい。ぶっちゃけ、コーチングでなくてもいいと思う。ただ、自分の心の声を聞いて、それを口に出せる心理的に安全な場所をつくる事の大切さを早くに知っていてほしいし、その場所があることが社会で長く働くうえで、今後の新しいスタンダードになってほしいと思う。

来週から実は新人がインターンでくる。
せっかくうちの会社を選んでくれたのだし、この若干斜陽気味な業界にきてくれることって本当に嬉しいからこそ、すこしでも嬉しい、楽しい、を感じてもらえるといいなって思っている。

さて、今日はそんなところでしょうかね。
みなさんは、どんな働き方が理想ですか?またどんな上司、管理職が理想ですか?

もしよければ、足あとがわりにコメントをもらえると嬉しいです。




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