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THE HERMIT(隠者)

占い師に、タロットカードを使った簡易的な性格診断のようなものをしてもらったことがある

初めて占う人限定で行われるこの診断は、占い師がタロットカードを2枚引き、そこから相談者の気質をリーディングするものだった

私の前に差し出された2枚のうち1枚が、タイトルと見出し画像の「THE HERMIT(隠者)」カードだった
占い師は「わかりやすく言うと、オタクです。」と本当にわかりやすく伝えてくれた

実際、私は物心ついたときからオタクである
気質が、オタクである
何かにハマると、気が済むまでどこまでも掘り下げる
寝食を惜しむぐらい没頭する
しかもそれを刹那的に繰り返す
これを体現しながら生きているので、すごく腑に落ちた

実はこの占い師を訪ねるのは2回目だったが、私は2回性格診断を施されている
1回目も隠者が出たかは覚えてないけれど、初手ではっきりと「オタクですね。」と言われたことは覚えているので、私が永遠にオタクプレイヤーであることは変わりなさそうだ

そして最近、占いに興味がある友人を連れて行き、側でようすを見ていたら、友人は「THE WORLD(世界)」カードを提示されていた
すげー。なんか強そう。と思いながら友人の占いを聞き終えた後、
「先日占ってもらったオタクです」
と鶴の恩返しよろしく自己紹介すると、彼女はその時やっとオタクのことを思い出してくれた

占い中はタロットと向き合いすぎて客の顔はあまり覚えておらず、代わりに結果で覚えているとのこと
確かにわからなくないしそっちの方が信用できるまである

そしてタロットの詳細についてすこし教えてくれた

タロットカードは全部で78枚あり、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成されているらしい
そして「隠者」と「世界」は大アルカナに含まれるとのこと
大アルカナ=レアカードなので意味が強く、このカードが出る人はちょっと変わり者なんだそう

「変わり者」も、社会人になると単なる社会不適合者だよね☆
と世界と隠者は顔を見合わせた

ちなみに世界は「ハッピーエンド」「達成」、隠者は「自己探求」「孤高」のような意味があるようです

隠者の人物像の説明を読めば読むほど己己己すぎて目が痛い
ISTP(MBTI)はしばしば一匹狼とか言われがちだが、隠者の説明にも大体似たようなことが書いてある
理解が及ぶだけに胸が苦しい

・大勢といるより一人でいるほうが孤独を感じない
・他者が介入しない世界で一人で模索と探求を続け、自力で答えを見つけた時に真の心の平和と安定を得る
らへんが特に、救いようがないぐらい自分だなと思う
(し、Ti-Feは伊達じゃないなとも思う)

ちなみにバースデータロットも無料診断してみたら
死神が出ました

死神かあ

かっこいい…。

(一生中二病)
(オタクだからね)

一生オタクであることを、ここに宣言してもいいのかもしれない

おわり

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