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この世を「コント」で乗り切る

コントはお好きですか。

私のお気に入りコント師は、
サンドウィッチマンとラーメンズです。


今日は、この「コント」の概念が、モヤモヤをポジティブに乗り切る鍵になる。というお話です。
(ここまでで、すでに伝えたいことが9割終わってしまいました)


わたくし普段は日系企業で働きながら、9歳男子とゆるりと暮らす、その辺にいる会社員です。

仕事をしていると、組織やその領域の独自文化にしたがって議論や判断が進み(または全然進まず)、
「うん…??これでいいのか?」
とモヤモヤを感じることがあります。

仕事においてそんなことは日常なので、自分の力でモヤモヤの壁を突破できるならそれがよいと思います。

でも、
ここで「おかしい!」と闇雲に騒ぎ立てるのは違う。
もっと良いアプローチがあるはずだ。
攻め時と攻め方を見極めるのだ。
そんな、言いたいことをあえてグッと肺の辺りに閉じ込める時だってあります。

でも耐える時間もストレスフル…

そんなとき。心の中でつぶやきます。


コント・大企業


そうすると、アラッ!不思議。

目の前の情景が一気に愉快な雰囲気をまとい、みんながコントを真剣に演じる愛おしい演者に見え…る気がします。

コントは真剣に演じてこそ面白い。

私もコントの質を保つために、1人の演者としてシャンと背筋を伸ばし場に参加できるようになります。そうするとなぜかモヤモヤも軽くなり、このシナリオはどう進めば面白くなっていくのか、という脚本家としてのモチベーションも湧いています。


応用がきくので、
「コント・スタートアップ」
「コント・お役所」
「コント・都会」
とかもいいですね。

これ、私が発明したわけではなくて。昔友人が前職で感じた若干滑稽な出来事について「コント」と表現していたのを聞き、何それ、めっちゃいい!と思ってずっと真似しています。

私が魔法の言葉「コント」を使う時、大事にしていることが3つあります。

  • 自分も演者であることから逃げない

  • 茶化さない。流れを変えるならちゃんと演者として動く

  • その「場」や、そこに参加する人たちを絶対にバカにしない


「コント」という表現から、もちろん楽しむ方向に持っていく意図はあります。

でもこれはあくまで、なんかちょっと非効率だなとか、流れに違和感があるとか、少し同調圧力を感じるとか、全体に薄く重たい空気のようなものをまとった場を、客観的に捉え直し、前向きに参加するための手段。

コントと認識していても、客席に移動するのと演者として参加し続けるのとでは大違い。
せっかくなら演者をやり切りたいですね!


最後に余談ですが、
「コント」の力は、澤円さんの著書「メタ思考」で登場するエイリアスの話とも重なるなあと思いました。

その場に合わせて、自分自身から「エイリアス」を切り出し「エイリアス」として動くことで、ストレスも減るしそこで求められる役割に集中できるよ、脳を切り替えられるよ、といったお話です。

ちなみに私が「コント」を使うのは月に1回あるかないか程度で、常にコントをしているわけではありません。
コントはたまに遭遇するから楽しいんです。笑


今日はこんな感じです!では。(締め方がわからない)

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