華金の妄想
一人では住むにはちょうどよい下宿の部屋なんだけど
もしも、もう一人いたらって考えたら無理が過ぎる
まず、冒頭の通りで物理的に狭くなる
温かいお鍋を置くための机もない
正確にいうと、こたつがあるのだけど脚が一本折れてる
私より大きな靴があったら、私は玄関の外で靴を脱がなくちゃならないし、そんでもって靴が置けない
私の目線より高く位置する棚が散らかってることがばれる
寝室はロフトで、一人しか寝れない、たぶん私よりデカイ人は頭ぶつ
でもって余分に布団もない
このご身分の間は一人暮らしが妥当だと結論付けられました
優しい人は素敵
でも
何でもかんでもやってくれる人は好きになれない
財布が入った鞄まで持とうとしてくれたりとかさすがそれは自分で身に付けるし、全部完璧にエスコートされるのも嬉しいけどなんか緊張するっていうか、得意じゃない
自分でできることは自分でやるよ、一緒にできることは一緒にやろう
それでいて、 一人でもできると思われてほっとかれるのは寂しいし、手伝ってくれるのはとっても嬉しい
誰にも構わず一人でなにかするのは好き
他人を気にせず一人でボーッとすることもよくある
でも一人でいるよりも、横に誰かが居てくれ方が楽しいことも知ってる
一人で面白くて笑うよりも、ふたりで笑える方が楽しい
一人で食べるご飯は塩とか胡椒とかめっちゃかけるけど、みんなで食べると白米ですら旨い
たくさん荷物を持ってるとき少し持ってくれたり、高くててが届かないところのものを取ってくれたり、
さりげなく車道に立ってくれたり、さりげなく傘に入れてくれたり
当たり前を当たり前と思わないで、してもらって嬉しかったことにありがとうって言える自分でありたいし、相手にもそれは求めると思う
自分の価値観や常識を押し付けないで受け入れてほしい
むしろ広げてくれる人がいい
尊敬できる人がいい
察しろとは言わない
思ったこと間違ってることはしっかり伝えるし伝えてほしい
わたしはどちらかというと、人の話を聞く方が多いし、聞き出すスキルも高いかなって思う
もちろん聞いてあげるし言わなくても聞き出すけど
私の話も聞いてほしい、でも話すのが苦手なんだな
話すのによいしょが要らない人がいい
聞いてるか聞いてないかよくわからんような返事でもいい(笑)重要なのは聞いてるよって意志があること、そして本当に重要なことに対して意見してくれることかな
私がたるんでるときは喝をいれてほしい
時にほっといてもいいよ
でも私が本当に弱った時は味方になってほしい
話テキトーでいいから聞くだけ聞いて、全然違う話とかしてほしい ビールの泡にとかしてほしい
もし私が泣きわめいたら、戸惑わないで思い切り泣かせてほしい、かける言葉が見当たらなければその腕の中に入れてくれさえすれば嬉しい
なにかに頑張ってる人がいい
近くにいなくても連絡がなくても
目標に向かって頑張ってるんだって思えるから
理想が高いだの細かいだの思われるかもしれないけれど、つまり好きなった人がタイプですってやつ。
すてきな華金を
かな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?