[長いトンネルを抜けました]大スランプに陥っていた自分が、なぜ調子を取り戻すことができたのか

泥沼になぜ入ってしまったのか

昨年1月1日にタイの名門ゴルフコースでベストスコア79を出してから、半年間同じスイング理論で練習を重ね、7月26日にベストスコア76を更新しました。しかしそのスイングには限界を感じ始めていて、目標である72を達成するには不十分であるなと思い、従来のスイングを壊しGGスイングにトライし始めました。また飛距離も十分でないと思い、+20ydドライブを目指して筋トレを本格的に筋トレを始めました。

GGスイングはとても難しいスイング理論でした。半年経っても、捕まった球は打てず、距離は20ydずつ落ちました。筋トレも下半身に比べて上半身をメインに鍛えてしまった為、バランスが崩れ、可動域が狭くなり、腰も回らなくなりました。

今年に入ってからは、GGスイングは諦め、一旦かつてのスイングを取り戻すことに決めましたが、振り返るとそこにはかつてのスイングは無く、スイング迷走期に突入してしまいました。100を切れるか切れないかのレベルまで後退してしまうことになりました。

アイアンは、全て救いうちで、トップやダフリが頻発し、当たっても全く飛ばず、打感も最悪でした。基本的にオーバーすることはほとんど無かったので、プライドを捨てて友人より3番手高いクラブを握っていました。アプローチは、シャンク・ざっくり・トップしか出ませんでした。救いうちなので仕方ありません。54度を握るのが怖すぎるので、50度で払うようにアプローチをしていました。

パターは、あまり調子で左右されづらいクラブで、大きく崩れることはありませんでした。

バンカーショットは、得意だったのですが、全く打てなくなり、ダフリとトップが頻発するようになりました。

ドライバーは、救いうちの自分にはまだ易しいクラブでした。もちろん新しいスイングをしようとすればスライスしか出ませんが、昔のスイングを再現することはできて、それさえしていれば大怪我はしませんでした。

泥沼から抜け出すために何をしてきたのか

GGスイングの本を読んだり、色々なYoutubeを見たり、上手い人に聞いたりとスイング理論の勉強を一生懸命しました。まだまだ知識不足ですが、今ではスイング理論は一通り頭に入っています。

理論を勉強した上で、たくさん球を打ちました。左手で振る練習、左腰を引く練習、左の壁でヘッドを返す練習、ハンドファーストで打つ練習。。ひとつひとつ本当に難易度が高いスキルだと思います。今までは完全に感覚でやっていたことでした。具体的な練習は他のnoteを見ていただければわかるかと思います。

さらに、整体に通い始めました。部長の一言から、整体に行ってみると、「骨盤がめちゃくちゃ曲がっていますね。これでは良いスイングはできません。」と言われました。そこからダイエット、ストレッチ、下半身の筋トレ、骨盤矯正を頻繁にするようになり、身体の軸や全身の動きも少しずつ強化されているように感じます。

スランプを乗り越える決定打となったのは、腰の回転の我慢・左手のグリップ・右手の握る強さ・インアウトが強すぎたので、アウトにあげてアウトから入れるように意識したこと、の三つです。

捻転差について、以前別のnoteで解説したと思います。最初に45度肩を回して、その後から腰と肩を45度ずつ回すので、トップで45度の捻転差ができるという話です。先に、腰と肩を45度回して、その後肩だけ45度回すという方もいます。自分が今回発見したのは、腰は思っている以上に回ってしまっているということです。具体的に言うと、腰を45度回したつもりでも実際は70度ぐらい回ってしまっていることがよくあるということです。自分の場合は、腰を回しすぎて、肩との捻転差がほぼ無く、距離が落ちてしまっていました。自分の場合は、テイクバックでは、腰をほぼ回さずに肩だけ回す意識で振り上げることで、結果45度の捻転差を作れていることがわかりました。

右手は小鳥を握るように握れとよく聞くので小鳥を握るようにグリップを握っていましたが、実際はもっと強く握らなきゃいけないんです。右手が緩いと、左手でクラブを支えることになるので、自然と左親指がクラブの右側に深くかかります。この深くかかった親指のせいで、ミスが生まれていることに気づきました。。。


何事も、教える側の感覚と教えられる側の感覚にはズレがあるものですよね。ゴルフは感覚による部分がとても大きいので、上手くなるのが難しいスポーツだなと思います。

これからの努力の方向性

今のスイングは、良い意味で一年前のスイングにとても近いと思います。ただ知識量はものすごく増えたので、これからはその知識をもとにスイングをどんどん改善して行こうと思います。


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