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時代の流れを考察する

昨日のnoteでこのような記事を書きました。

その続きをもう少し書きたいと思います。

その前にまず、どうして8月というこの時期にもう一度2020年という話をするかと言いますと、2020年がほんとうに激動だったから。

そしてこの先の見えないマラソンレース。先が見えないままに走り続けるのはとても辛いことだと思います。それがこの先どんな風になっていくのかが多少なりともわかっていたら、少しでも役に立てるのではないかな?と思いました。

具体的に細かいことは自社のこととか自分のことに落とし込んで照らし合わせてもらわないといけないとは思いますが、全体的な流れとしてこうなるよというのはお伝えできるかと思います。

時代の流れを考察する

時代はめぐると言われます。時代は大きなスパンで廻っているようです。これは流行とかもそうだと思うんですけど、たとえばファッション業界なんかはこういった流れが来るはずだと読んで、商品を作る、デザインをすると思うのですが、それも大きな時代の流れを読んでいるからできることでもあります。

ですから、こういった不安定な時代もその流れを考察することで、だいたいその時期にどんな風になっていくのか?がわかると思います。

時代には流れがあって、それぞれに物語があり、それを繰り返しています。

ぼくのような風水をする人間が使う暦があります。それを三元九運といいます。

人類はより自然を理解しようとし、数学や、時間、空間を通して、自然法則の中に深い洞察を得ることができました。これらの段階は時間の数え方に伴う時間の理解に反映されています。中華農民歴は天干、地支と呼ばれる二つから象徴される五行の暦です。この暦は紀元前2697年黄帝によって発明されたといわれています。60年後の紀元前2697年に黄帝は「三元九運」と呼ばれる別の時を数えるシステムを発明し、それは玄空飛星風水の基礎となりました。

と文献にもあります。

三元九運では180年をひとつの周期と考えています。それをさらに三分割し、さらに三分割します。そのひとつの周期、20年ごとに運氣が変わると考えています。

三元九運から考える

三元九運から2020年を考えますと、第八運というところに属します。これは各20年ごとに第一運、第二運、第三運・・・と進んでいきます。

で、2020年は第八運に属します。第八運は2004年から2024年までの運氣の流れのひとつです。

第八運を考える前にその前の20年間である第七運を振りかえってみたいと思います。

第七運は1984年から2004年までの20年間でした。第七運には情報という意味があり、インターネットが普及しました。それまではワープロも持っていなかったのがいきなりワードやエクセルを使うようになり、それが必須スキルとなっていきました。

携帯電話をみんなが持ち始めたのもこのあたりからでした。

第七運には口という意味があり、グルメとかそういった番組が増えました。おしゃべりという意味合いもありますので、会話術だとか話をしていて面白いという人がもてはやされました。

一方で暴言や失言など口に関するよくない出来事も増えました。


2020年が属する第八運を考える

第八運は2004年から2024年まで続きます。この第八運は若い人という意味があり、スポーツにしても政治家にしても、比較的若い人が活躍する時代でした。2020年もそうなんですけど、競技自体の中でも若い人、新鋭の人が活躍しました。将棋界もそうですし、競馬界もそうです。若いスターが生まれ、活躍し、もてはやされた時代でした。

ですから、もし2020年に東京でオリンピックが開催されたとしたら、比較的年齢やキャリアの若い選手が表彰台に上ったことでしょう。

ビジネスの世界でも30代とか40代とか比較的若い人たちが独立したり、会社を興したりして、そういった働き方が時代に沿っていました。若くしてフリーランスになって成功した、という人もたくさんおられました。

第八運には指という意味合いもありますから、タッチパネルやスマートホンが普及しました。

第八運は五行で言うと土の時代でした。土というのは固まるとか動かないという意味がありますので、いろんなものが固まっていったり、動きが止まるという現象が起きました。

第八運は2004年からなのですが、運氣は急激に切り替わるものではなく徐々に変化していきます。

ですので、2004年というよりは1990年代の終わり、2000年あたりから経済は停滞していったのです。

そう考えると、2024年までは経済は停滞していくと考えられます。

2020年は?

2020年は庚の子年です。庚(かのえ)というの五行で言うと金になります。そして子(ね)は水。庚と子が並ぶと水のエネルギーが強くなります。

2020年は水のエネルギーが強い年となります。

そうなると経済は停滞傾向が強まります。経済というのは五行で言うと火の要素です。火と水はご存じの通りとても対照的です。火と水が交じり合うことはありません。

水がエネルギーを強く持っているわけですから、経済は落ち込みやすくなります。

これから8月9月となっていくにつれて、さらに水のエネルギーが強くなりますから、これから先はさらに経済は停滞、落ち込み傾向になると考えられます。

五行の火はエンターテイメントという意味もあります。遊園地とか映画、芸能界とか、華々しい世界も火の五行です。いまそういったエンタメ業界もちょっと辛い。

水が火を消し止めようとしているのです。

もちろん業界全体がそういう傾向性にあるので、ひとつやふたつの作品や娯楽施設が瞬間的に脚光を浴びることがあるかもしれませんが、全体としては下火のようです。

にぎやかとか楽しいという気持ちが薄くなりやすいのが2020年なのです。

しかし、五行は巡りますので、また五行が巡ると変わっていきます。

庚の子の年が終わるのが来年の2月3日ですので、それまでは水のエネルギーが強く支配するでしょう。

これから第九運に向けて

少し先の話になりますが、2024年からは第九運に変わります。第九運とは目と意味します。

ですので、カメラとが動画の配信とか、目を強化する方法とか、見えるものを加工する技術とか、そういったものが流行るでしょう。

視力の回復なんかも第九運の世界では当たり前になるかもしれません。

第九運からは火の世界です。にぎやかとか楽しいという世界にシフトします。

少しずつ第九運の世界も見え始めるかもしれませんが、まだまだ火の力は弱いです。2020年から2023年までは火というものをいかに扱うかが重要になります。

火には知恵という意味があります。知識ではありません、知恵です。わからない、知らない、できないというのは暗い世界です。その暗いところに火を灯すと明るくなります。そして先が見える。周りが見える。知恵にはそういう力があるのです。

これから2024年まで停滞傾向にある世界で知恵を使って、道を照らす、周囲を照らすことによって安全に安心して進むことができます。

これからは知恵を持つ人が有利になります。知恵を持つ人が照らした方向にみんながことでしょう。

そんなふうにしてこれからきたるべき第九運の時代の基盤を作るのがこれからなのです。


まとめ

時代はめぐります。

これから先の見えない時代を考えていくために、時代を考察する必要があります。時代は繰り返すからです。

玄空飛星派の風水師が使う暦に三元九運というものがあります。三元九運は180年を周期としています。それを細分化し約20年をひとつとして観ていきます。

現在2020年は第八運といいます。第八運は2004年から始まり2024年まで続く周期です。第八運は五行でいうところの土の要素で表されます。

ですので、第八運自体に土の持つ意味が強く現れます。

そして、今年2020年は庚の子年です。庚の子は五行でいう水のエネルギーが強く現れます。

水のエネルギーが強いときには不安や恐怖を感じやすくなり、社会全体がどちらかというと暗く寒い感じになります。

これから2024年の第九運を向かえるまでは知恵を使い、これから訪れるであろう時代の基盤を作っていくことが重要です。



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