新しいことを始めない

 よかったのか?悪かったのか?を考えるとやっぱりよかったんだろうと思うことがあります。自分自身でgoサインを出しているものにストップをかけるのは釈然としないこともありますが、やっぱりよかったんだなと思うようにしています。


予定変更、できればしたい

 ぼくの手帳には自筆で暦を書きこんでいます。手帳を開くと何月何日って書いてあるじゃないですか。項目として。

 そこに、たとえば2021年9月28日のページだったら

己 丁 辛
卯 酉 丑

って書いているんです。

 卯と酉。冲といって仲が悪い日。月のエネルギーと日のエネルギーがぶつかり合っている日ですね。よくない日です。月破大耗の日。単に月破日と呼んだりもします。


 日付けに書いているとはいえ、予定は予定。仕事のスケジュールを変更することはありません。ぼく自身が希望できるようなスケジュールですといい日を選んで、お願いすることもありますが、日々の業務は変更ができない。

 ましてや日が悪いので休業します、なんていうことはできません。ほんとうはした方がいいんでしょうけど、さすがにそこまではできてはいません。「日が悪いのでnoteおやすみです」も。

 たいせつな人に会わないようにするとか、会ったとしても重要な事項を決めないとか、大口の契約を結ばないとか、できることはそれなりにあります。人生を左右するような大きな決断や一歩を踏み出さないほうがいい。一旦ステイです。

新しいことを始めない

 こういった日には新しいことを始めるには向いていません。大口の契約なんていうのは新しくことを始めることにつながります。お仕事の始まりなのか、ローンの始まりなのか、いろいろとあると思いますが、とにかくよくはありません。

 月破日に新しい事業をはじめた方がいました。ある程度、暦の知識をお持ちの方だったのですが、事業ということで少々焦りも出たのでしょう。ご本人曰く「スケジュールの都合上」だそうです。年とか月とか週とか。祝日などの「スケジュールを考えると、どうしても」だったそうです。

 結果、事業は見直さなくてはいけなくなりました。

わざわいをできるだけ小さく

 先の話は、単に暦だけの問題ではないとは思いますが、事の発端になったことは事実でしょう。よい日を選ばずにわざわざ悪い日を選んだのですから。


 古典の文献には「月破には命を守る工夫を」とあります。それくらい忌み嫌った日ですから、新しいことを始めたり、だいじな決断をするのには不向きな日なのです。

 「命があるだけでよかった」というような日ですから、それなりに、無難に過ごしましょう。

 わざわいは最小限に。わざわいの種を作らない、育てないのが一番です。月破日のわざわいは大きくなる、大きく育ちます。

 新しい携帯電話に変えるのは別の日にしようっと。


 本日もお読みいただき、ありがとうございます。


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