見出し画像

八卦が教えてくれるもの

最近、易をたててみたりしてもよく出る卦の解釈で、ジタバタするなというものがあります。

ジタバタするなという風に出るのではなく、自然の運行とか流れのままにという意味合いで出てくるのですが、平たく簡単に言うとジタバタするなということです。

これは自分自身を観てみてもそのように出ますし、何となく世間を観てみても同じように出ます。


つい最近から風の時代になったそうです。占星術とかの世界ではそのようにいうそうです。ぼくは占星術は詳しくないので、ここはサラッと行きたいのですが、風の時代になったそうです。風の時代ですからいろんなものの流れや動きが早いそうです。ぼくは占星術は詳しくありませんよ、何回も言いますが。

それだけ動きが早いということはいろんな情報も早いということらしいのです。


動きが早く、実体のないものだから、ジタバタするな。あわてるな。自然の運行に逆らうな。流れのままに任せろ。というふうに易の神さまは言っているのかな?と解釈しています。

周りの流れや動きが早く、自分だけが動いていない、流れていない、変わっていないことに恐れをいだく人もいるかもしれませんが、自分のできることをしっかりやって、足元を見て、浮足立たずに、慌てて変化を求めずに、今あるところで、今やっていることを継続することだって勇気が要ります。それにだって決断が必要です。

でも、その決断だっておそらく正しい。振り返ってばかりだと嘆くこともあるかもしれませんが、立ち止まってばかりだと嘆くこともあるかもしれませんが、じっとしているという決断はおそらく正しいことだと思います。

その昔、山に入り狩りをしてたんぱく源を確保していた人がいたそうです。狩りをする人は獲物となる動物、うさぎとかシカとかでしょうか。イノシシもそうかもしれませんね。そういった動物のフンを見つけ、その動物の通り道だと確認します。そしたら、息をひそめて待つんだそうです。罠をしかける人もいるようですが、狩る人、ハンティングする人はそこで息をひそめて動物が来るのを待つそうです。当時は弓矢とかしかない時代。息をひそめて獲物が来るのを待つそうです。獲物を狩らないと食べるものがないわけですから、その場で何日も息をひそめて待つそうです。そして、何日かしたときに獲物が通りがかったときにはじめて弓を弾くのです。


いまは風の時代だ、動きが早い、サクサク動かないと時代に取り残されるぞ。そういうふうに焦ることもあるかもしれません。

しかし、今は獲物を待っているときかもしれません。息をひそめて、気配を消して、じっと待っているときかもしれません。

みんながジタバタしてるときだからこそ、じっと息をひそめていることに意味があるのかもしれない。いずれ獲物が通りがかったときに、その機を観て自分の力を爆発させるために。


機があり、間があるのなら、それを見極めることも必要です。やみくもに打ってみたって当たらない。もうその時には獲物は遠くに行ってしまっているか、せっかくの獲物を前にして射る矢が一本もない状態にもなりかねません。

じっとしていたって、やみくもに動いたって、同じように年をとるのだから何も心配することはありません。


八卦が教えてくれるものもいろいろあるもんだなと思います。


本日もお読みいただき、ありがとうございます。

読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。