ぼくが四柱推命をおすすめする理由
運とか占いとか全く興味がなかったぼくが、四柱推命を学び、みなさんに四柱推命をおすすめしたいと思うようになった理由をお話ししたいと思います。
整体をやりながら四柱推命もやりつつ、風水もやって、易もやってって言う感じでいろんなことを用いて人の相談に乗ったり、お話をしたり日々しているわけですけれども、ぼくは一応整体が専門ということになっています。
整体の指導室をオープンするまでも身体の治療法や治療技術をあちこちに勉強しに行っていたものでした。
鳥取県の医療機関で理学療法士として働きながら、大阪とか香川とか九州とか四国とか、主に西日本が中心なのですけどあちこちに勉強会に参加していました。
ぼくが理学療法士として働きだしたころは、まだ山陰地方にはそれほど勉強会の数自体も少ない時代でしたから、勉強会に参加しようと思うと県外に出ないといけないような時代でした。
理学療法士になる前は医療というものはこれほど、まだまだわからないことがたくさんあって、日々日進月歩進んでいるということは思いもしないで、理学療法士になるための勉強が終わったら、それこそ病院で勤めて、安定したお給料をいただきながら生活ができる!って思っていました。
浅はかでしたね。入職してからのほうがむしろ学ぶことが多い。それに目の前の患者さんからしたら、もう何年も前から理学療法士をしている先輩方とペーペーのぼくとは変わりないわけです。担当患者さまに対して申し訳ない、そんな思いばかりでした。もし、ぼくが患者さんだったら先輩に観てもらいと思うはずだ、と。
そんな思いから、学生時代の仲間を頼って県外の勉強会を紹介してもらったりしながら、毎週ごとに県外に勉強会に出かけていました。
脳卒中やら筋骨格系やらの理学療法の勉強会だけでなく、オステオパシーとかカイロの勉強会なんかにも参加しました。オステオパシーとかカイロプラクティックって海外では医療系なんですけど、日本では自由診療の部類になりますね。とにかくなんでもよかった。治療がうまくなりたい!その一心でした。
そういった中でぼくはとうとう一般社団法人愛光流の心身体育講座に出会うわけです。
心身体育講座はその当時、非会員の人でも参加できる一般講座でした。(現在は会員限定となり、初回のみ非会員さまも会員価格で受講することができます)
この講座は一般の方向けの講座ですから、ぼくのような理学療法士とかそのほかの治療家が来るような講座ではありません。
でもこれまでの治療術に特化した講座や勉強会よりも包括的で温かかったような感じがしました。
もちろん講師である山本清次先生、今ではぼくの師匠ですが、山本先生のお話がおもしろかったからというのは言うまでもありません。
こちら、ぼくの師匠であります一般社団法人愛光流の山本清次先生のYouTubeチャンネルです。↓
もしよろしければ、ご視聴ください。
山本先生に弟子入りさせていただき、いろいろなことを教えていただきながら今はこうやってやっているのですが、ぼくは最初から治療がうまくなりたいから勉強会に行っていたという話をしましたね?
愛光流の講座でもそうだったんですよ。でもある時から山本先生は四柱推命の話をよくするようになられました。「五行がね」って。
それまではどちらかというと「胸椎8番は胃袋と関係していて」とか「食べすぎが」とか「こうやったらシュークリームもう一個食べられますよ」とか。あるいは「咳は胸椎3番と関係があってね」とか。そういった話が多かったように思いますが。
別に四柱推命の話だからといって特別に何も思わなかったですよ、自分の知らない話をしてくださっているわけですから。
でも、この五行とか陰陽っていうものがこれほど身体(当時ぼくは治療にしか興味なかった)に関係しているのか、と気が付いたときはほんとうに驚きでしたね。
ぼくはそのときの衝撃が忘れられないので、みなさんに四柱推命をおすすめしたい。
それまでは運とかあんまりどうでもよかったんですね。自分は運がいいとか悪いとか。どっちかっていうと自分は運がいいほうだって思ってはいましたけど、大金持ちになるわけでもないし、逆玉の輿に乗るわけでもない。
それ相当の努力もしないといけないし、報われるときもあれば失敗もする。普通に喜んだり悲しんだり、傷ついたり、傷つけてしまったりしながら、生きてきました。それはみなさんも同じことでしょう。
星座占い、とかもあるじゃないですか?雑誌の後ろのほうに掲載してあったり、テレビの情報番組のコーナーとしてあったり、新聞にも載っています。
そういったものを眺めては「あっ今日は運がいいって書いてある」とか「今日の運勢は10位か・・・」とか。でもそんなこと全く気にしませんでした。
他人の運がどうこうなんていうもんじゃないよ、っていうくらいに思っていました。
それが今や四柱推命をみなさんにおすすめしたいと願っているわけですからおもしろいなと思います。
いくつか四柱推命を知っていてよかったと思う経験をしたことはあるのですが、ひとつだけ例を。
命式をみて甲(きのえ)という人がいます。この甲の人、リーダータイプではあるんですけど、どちらかというと急な変化に弱いタイプなんですね。
だから予定調和にないことが起こると、どうしていいかわからなくなる。そういった意味で言うと日常的なことに変化が起こるとよくないんですね。それがたとえ昇進だったとしても。
昇進や出世って仕事をしていく上では一般的には喜ばしいこと。お給料も多少は上がりますし、家族も喜ぶ。昇進したくて社内で派閥争いが、とかっていう話もあるくらいですから、昇進するのはプラスの出来事となりそうなんですが、甲という命式を持つ人にとっては、それは大きなマイナスになるんです。
実際にいたんです。出世したと同時に病気になった人が。仮にAさんとしましょう。
ぼくは当時、Aさんがそんなに大きなプレッシャーを感じていることをわかってあげることができませんでした。もともと仕事もできた人でしたから、昇進するのもある意味で当然だと思いましたし、いよいよ昇進したか~くらいに思っていました。
甲の人はプレッシャーに弱くて、精神的に病んでしまったり、奇行といわれるような行動に走ってしまったりすることは四柱推命の世界ではよく知られています。
学んでいたはずだったのに。自分の興味という範疇から離れたものを理解しようとしていなかった。
もし、ぼくが四柱推命を理解し、五行というものをもっと身近に感じることができていたら、Aさんは病に伏せることはなかったかもしれない。
もし、ぼくが四柱推命を理解し、五行というものをもっと身近に感じることができていたら、Aさんが出世した後の生き方を提案できたかもしれない。
もし、ぼくが四柱推命を理解し、五行というものをもっと身近に感じることができていたら、Aさんをもっとサポートできていたかもしれない。
筋肉の異常とか骨の異常、脳の神経とかだけではわからないこと。医療分野だけではできないことです。予防にもなりますし、生き方を示してあげることもできる。
Aさんに対しても、平気な表情をしていてもプレッシャーは感じていただろうし、孤独もあっただろう。いくら昇進したからとはいえ、このまま出世街道を突き詰めていくのはどうかと思う。もっと違う生き方もあるはずだ。
そういうふうに声をかけてあげることもできたのではないだろうか。
四柱推命や運というものを信じないとか関係ないとか言うほうがもったいないし、非効率だと思います。
だって、Aさんがそういう一面を持っている人だと事前にわかっていたら。ぼくなんか知ることができる環境にもいて、ある程度知ってもいたのに、だったのですから。もっとできることがあったんじゃないか?って思います。
誰だって特徴や特性があって、その特徴や特性を社会の中でうまく適応させてやっていくわけじゃないですか。だから自分がどういうものなのか?知っておいて全く損はないと思います。
早くに知ってはいても、ぼくみたいな有様なのですから。特徴や特性を知ってからどうやっていこうか?考えていくことが重要なんじゃないかなと思います。
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