お盆と風水のお勉強
今日の予定はお墓を中心に
お盆になりました。
お盆になったのでお墓の掃除に行ったり、お墓に帰って来てもらうために灯篭に灯したり、花を供えたり、おはぎを供えたりします。
昨日はウチの子どもたちが義理の祖母に言われて、仏壇の周りに供える提灯を組み立てていました。
ぼくも今日は時間を作ってお墓の掃除とかのお手伝いをしないとなぁって思っています。
お墓参りの風物詩
坂ノ上部落には、部落のみなさまのお墓が部落内にあって(どこもそうかもしれませんが)お盆になると、みなさん毎日お墓に行かれます。ですので、お盆の間にお墓に行くとちょっとした井戸端会議が始まることもしばしばです。
夕方の蚊が多い時間帯に行きますので、いつも蚊と格闘しながらのお墓参りです。お墓参りって蚊と格闘するのは定番。セミの鳴き声と蚊の羽音。きんかんと蚊取り線香、お墓に供えるお線香と火をつけるためのライターに油紙。お花、しぶを持って出かけます。
今日はそんな一日になるだろうな。
お墓と聞いて風水を思い出す
お墓と言いますと、風水はそもそも陰宅というものが始まりでした。陰宅とはお墓の風水のことです。もともと風水はときの権力者がその力を未来永劫保ち、威光を天下に知らしめ続けるためのものでした。
陰宅風水のよいお墓に埋葬されると、その一族は何代も栄える。ですので、天下をひっくり返そうとするものは、まずはときの権力者の前の王のお墓を探し出し、それを暴くことからはじめたそうです。
そうしないと、いくら自分たちが力を身に着けても反対にやられてしまう。先代の王が眠っている陰宅風水が後世の王を護ることによって、反逆者たちは自分たちに優位な展開にはならないからです。
そういった目で坂ノ上のお墓を観ることはありませんが、まぁそれでもいろいろと思うことはありますよね。
玄空飛星は風水の擇日法
風水の中に玄空飛星派という流派があります。玄空飛星派の風水はいま世界で一番流行している、使われている風水技法のひとつです。
ぼくも基本的には玄空飛星派の風水技法を活用しています。
玄空飛星派の風水技法の中には擇日と呼ばれる技法があります。擇日とは日にちを選択することです。これも通書宅日法などあるんですけど、玄空飛星派の風水技法からの擇日法もあります。
わかりやすい例を出してみましょう。玄空飛星派の擇日法の中に避けるべきものとして歳破というものがあります。歳破は一年を通してよくないということです。2020年は庚の子ですから、子(ね)の年です。子(ね)年に対して冲の関係性にある方位が歳破となります。子(ね)ですから、午(うま)が冲と言いたいところですが、二十四坐山だけではなく後天八卦で観ますので離の方位が歳破になります。
離の方位に坐山を持つ家は2020年は歳破となり、このお宅は2020年の間は修造、動土、埋葬などをすることを嫌います。歳破はとてもよくないとして避けるべき対象となります。
離の方位ですから、南が坐山の家ですね。北側に玄関があるお宅は離が坐山になる可能性があります。
もしかしたら、そういったことも加味してもよいかもしれませんね。
お盆を迎え、ただ単にお墓に行くだけでなく、陰宅風水や擇日のことも改めて振り返ったり、おさらいができるのも貴重です。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。