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陰陽五行を生活に活かしていく意味


陰陽五行論という言葉を耳にしたことはあると思うのですが、それをですね、実際のわれわれの生活に活かしていくことにはどういう意味があるのかをお話したいと思います。

こういう話をしますと少々オカルトチックな話題ではないの?と思われる人やどうせ占いでしょう?っていう人がおられるかと思います。

ただの占いではもったいない。ぼくはそう思います。


たとえ暗闇の中でも進んでいく方法はあるはずです。悪いなら悪いことを理解し、どうやって避けるか?どうやって克服するか?それを考えて行かないとあまり意味がないと思います。


さて、五行というのは流れが決まっています。まず五行というのは何ぞいや?ということですが、古来から伝わる書物の中に、それ万物は、自ずから体質あり。五行は万物の先たり。という記述があります。五行というのは万物のはじめであり、その形態と作用が造化を助けます。つまり五行はすべてのものを現しています。

五行というくらいだから五つあるんですね。まず木(順不同でもいいんですが、ぼくの場合はいつも木行からはじめます)、そして火、土、金、水です。

この五つで五行といいます。

そして五行それぞれに陰と陽があり、またそれぞれに意味があります。

ちなみに今年は庚の子の年です。これを五行で現わしますと、庚(かのえ)は金を、子(ね)は水を現します。


水の上に金が乗っかってる、そういった年になります。

それだけではどういう意味だかわかりません。


金と水が一緒にいると水が強くなるという法則があります。これを五行相生の流れといいます。今年は金と水が一緒にいるために水が強くなっています。

水が強いんです。強い水が満ち満ちています。

この水というのは恐怖の感情を現します。水が満ちているために今年は恐怖のエネルギーが強い。みんなこわいんです。恐怖しています。いつも以上に。

そして水は情報という意味もあります。たくさんの情報がより大きな恐怖を生むという意味です。

連日流れてくるニュースの中には企業倒産や店舗の閉鎖、生活保護申請数の増加など恐怖を煽り立てるものばかり。これも情報がさらなる恐怖を生む象徴的なものです。情報から離れるというのもむやみやたらと恐怖が生まれるのから逃れる術かもしれませんね。情報にはろくなものがありません。新たな恐怖を生むだけです。

庚(かのえ)というのは金なのですけど、この金は柔らかい金属ではなく、剛金です。強い金。硬くとがった金属です。

庚は堅強なすがたを現します。

話題になっていた自粛警察なんかはそうでしょう。堅強で、硬く、融通が利かない。堅く張っているすがた、そのものを現します。

そしてそれはさらなる恐怖を生む。


余計な情報から離れるというのがいい方法かもしれません。ほんとうに信頼できる人からの情報だけを信じるようにするとか。

そう考えますと、リアルな関係性のお付き合いも改めて再構築してみるのもいいかもしれません。ほんとうに自分にとって必要な人なのかどうなのかを考えてみるのもいいのかもしれません。

分断し、離れ離れになることもないけれど、むやみやたらと繋がる必要もありません。

もう無作為に集める時代は終わり、集約されていくのでしょう。多くのいいね!やフォロワーは意味がなくなる時代になると言われています。

無意味なコミュニティーに自分を置くことが正しいのかどうなのか?オンラインサロンに人が集まるのも納得がいく話だと思います。


モノが過剰に供給された時代からモノが不足する、あるにはあるんだけど届かないというような状況でした。

モノを過剰に消費してきたわれわれからしますと、急に不便になったように、足りないように思ったかもしれません。

6月は午(うま)の月。火の月です。

火の月は比較的楽観的に人は考えるようになります。給付金もぼちぼち届くようにもなりましたし、ついに安倍のマスクも届きました。

感染者数も大幅に増えていませんし、一時に比べるとウィズコロナといいつつももう収束したかのようなふるまいです。

でも実際には変わっていない。この火のエネルギーがどこかへ行ってしまうと、またわれわれは恐怖の闇へと迷うことになります。


陰陽五行理論を生活に取り入れるには理由がありますし、有用だから取り入れるのです。

古代中国の時の権力者は常に陰陽五行理論とともにあったといいます。権力を持っている人物がそうであるのに、われわれのような一般市民が取り入れない理由がない。一般市民にこそ必要性があるように思うのですが、なかなか分かってもらえる人とそうでない人がおられるのが現状のようです。


知って工夫するからこそ道は開けます。

運命は決まっているのか?とか、じゃあどこで死ぬのか?とかすぐに言う人がいますが、○○で死ぬとわかっていたら避けたらいいだけのこと。そういう人こそ運命に翻弄されている人なのです。

知って工夫することがたいせつです。


火の五行が去ると、これまでのような不安な日々が始まるでしょう。知って今のうちに備えることが大事です。

わかっていらっしゃる方からすると、もう言わなくてもいいよというものでしょうね。そこにはいろんなチャンスも転がっているのですから。


本日もお読みいただき、ありがとうございます。




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