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感情がぼくではない

 ダメなんだよってなっても、だからっておいそれと引き下がれるものでもないし、何かしら希望的観測を持って切り拓いていきたい。いまのままでは変わらないことがわかっていても、変わることができなかった。ダメなんだよってなったことがきっかけに変わり始めることができるのだろうか?

 自分で決めたことを守ることも難しい。何かしら自分で操作できないものに引っ張りまわされるし、そのときどきの感情も決めたこととは反対の方にぼくを引っ張る。意志というものの力は思っている以上に脆弱で、とてもとても頼りない。決めたことをきちんとやろう!それさえもが一時的な感情に過ぎないように思えてくる。好きだからという原動力もやらなきゃいけないという原動力もひとつの感情として埋もれていく。

 やることから始めないと何も始まらない。行動は自分の中に跳ね返ってくる。どこかで暗い影を落とす感情がいつかまたぼくを引っ張りまわすのだろう。ただの機能して淡々と行動するのがいいだろう。感情を無視することは難しいから感情をできるだけ切り離す。いまは感情がぼくではない。ぼくは淡々と行動するマシンのようになろう。

 ただ淡々と継続することがぼくを違う場所へと導いてくれる。淡々と継続してきた事実が何も生まないかもしれないが、それ以外にいまは思いつかない。結果だけを求めるのではなく、淡々と手段を用いることができた事実を手にしたい。


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