身の置き場がない気持ちの原因は?
今朝も山陰地方は雪です。昨日に比べてこちら琴浦町の愛光流からだと心整体指導室周辺は雪が少ないような気もしています。
それでも断続的に降っていますので、この先どれくらい雪が積もるのかわかりませんが、何となく昨日に比べると雪質がべちゃべちゃしているようで、意外と積もらずに今ある雪も消えていく方向に行くんじゃないかな、と思ったりもしています。
でもまぁ今朝も寒かった!昨日から引き続いて寒いので、ほんとうに冷えには注意が必要でしょう。冷え対策は十分にしておかないといけません。
腰やおなかの辺りを冷やすとよくないです。
おなかを冷やすとよくないよというのはあちらこちらで言われています。おなかが冷えてくると女性ですとその影響が子宮や卵巣などの婦人科系等にまで及びます。おなかが冷えるということは身体の中心が冷えてくるということですので、そこに存在する内臓器官のはたらきも低下します。
おなかが冷えるとおなかが痛くなるという人がいますが、これはおそらく胃の異常です。おなかが冷えることで胃の血流量が低下し、その結果、胃の活動量が低下し、おなかが痛いと感じるようになります。もうひとつはストレス反応によるもので、ストレスを受けることで自律神経のバランスが崩れ、胃粘液の異常をきたし、それが胃粘膜を傷つけることでおなかが痛くなるのです。
冷えが原因でおなかが痛くなる。それはそうなのですが、胃自体のはたらきを低下させている原因は何なのかということが問題になりそうですね。
ストレスを抱えていないという人はほとんどいないのでは?という状態だと思いますが、そのストレスに対する耐性というかストレスとうまく付き合えない人もおられます。もちろんうまく付き合えないほどの過剰なストレスを抱えている人も多いことでしょう。
でもそういった人こそ冷えには注意なのです。
腰やおなかを冷やすといけないよという話をしているので、そのまま続けさせていただきますと、腰を冷やすとストレスを過剰に感じてしまいます。
ストレスがあるにはある。ストレスのない世界なんてこの世にはないのかもしれません。どこにいても、誰といても、どんな仕事をしていてもストレスというものはかならずやってきます。もし、あなた自身がストレスを感じない職場だったとしても、他の誰かにとってはストレスを感じる職場だったりします。
腰を冷やすとストレスを感じやすくなる。その感情や現れ方は身の置き場がないです。どこか疎外感を感じてしまう。誰かといても、どこにいてもひとりのような気がする。自分には味方がいない、わかってくれる人がいない、がんばっているのにできている気がしない、無力感を感じてしまう、などなど。こういった人は腰が冷えている。正確に言うと腎臓が冷えているのです。
腎臓と言うと腰よりもやや上に存在します。おなか側と言うよりは背中側にある臓器です。腎臓は冷えることが大の苦手です。おなかが冷えてはいけないのはよく言われていることですが、腰が冷えることで無力感を感じるということはあまり知られていないことです。
もし、家にいて家事や子育てを毎日毎日がんばっているのに、身の置き場がない、ここは自分のいる場所じゃないんだ、なんていうことを思っていたとしたら、過去生なんかに原因を求める前に腎臓をあたためましょう。腰をあたためましょう。
腰が冷えることでそういった悲しい、不安な心境になります。ストレスを感じ、その結果、胃が痛くなる。冷えておなかが痛くなるのはそういったプロセスを経てきたからなのです。
まずは冷えに対する対処をきちっとすることが望ましいと言えます。
これまで冷えを放置してきた、冷えの対策をあまりしてこなかった、冷えの対策が不十分だっただけです。
われわれ愛光流では四つの原則というものを生活改善の軸として考えています。そのひとつが保温です。人間はそもそも熱を持っていますが、その熱を放散することで自分の熱を失っています。
温めましょう!もすばらしいことですが、冷えないようにしましょう!というのが第一歩です。
腰や腎臓、おなかの周辺が冷えないように腹巻をして今日から過ごしましょう。
腹巻の素材は?色は?などなどお聞きになりたい方はご質問くださいませ。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。