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言葉からは勇気をもらったこともあれば傷ついたこともある

 待ちわびた分だけ満たされる。言葉はいつから力を持つようになったのだろう?言葉自体が力を持たないとき、場合の方が多かった。ほとんどいつの場合にも言葉には力がなかった。

 言葉は誰かを勇気づけることも傷つけることもある。それを仮に両方の端っことしたら、どちらにも傾かない言葉は力がないと定義される。話したこと、書いたこと。どちらも言葉なんだけど別個の力を持つ。同じ言葉で同じ人が綴ったとしても別個の力を持つ。

 受け取る人の都合でベクトルが変わるものもある。この場合は言葉に力があるというよりも言葉に力を与えている存在がいるのだろう。そう考えると剣より強いはずのペンの力も相当に偏見に満ちたものになるのだろう。

 これまでには言葉に力をもらった経験もあれば、言葉に傷ついた経験もある。言葉自体が力を持つのではなく、言葉に力を与えることで言葉の力を享受したいと思っている。


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