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泣いたっていいじゃん

パリオリンピック、個人的にはあまり盛り上がってはいないのだけど、たまたま柔道を見た。

日本の武道が今や世界の柔道である。

ラグビーはやっぱりトライだよねと同じように、柔道は一本取りにいかなきゃねと思う。

きれいに決まると美しくさえある。

柔道は武道だから礼とか品格が求められる(ラグビーと似てる!)。

まさかの一本を喰らって負けてしまい、号泣した詩選手。

負けたことにも悔しかっただろうし、自分を許せない気持ちもあったと思う。

私は子供のように泣きじゃくる姿は悪くないと思った。

畳を下りてコーチにしがみついて泣き崩れるって、とても人間的じゃない。

その彼女に会場から自然と起こった"詩コール"。

あぁスポーツっていいな、敗者に対するリスペクトって素敵だなと思った。

コールを聞いてますます涙が止まらなくなったんじゃないな。

それに対し、"大和撫子たるものは"と意見がある。

確かに柔道を極める者として。。。と言う建前は理解できる。

でも柔道だけに強いていいの?とも思う。

敗退してピッチに倒れ込み、起き上がれない選手もよく見る。

それはいいの?

たった1人で戦って俄然有利に試合を進めてきたのに、一瞬の隙で一本を喰らって畳に叩きつけられた選手は人前で泣いちゃいけないの?

泣いたっていいじゃん。

思い切り泣いて次を目指して欲しい。

次はまた輝く笑顔を見せてね。




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