通勤電車の中であれこれ
場所柄が大きいと思うのだが、電車の中で制服姿の小中高校生をよく見かける。
試験前なのか赤いシートを持って教科書やノートを読む姿を見ると、昔から変わらないんだなぁと妙に感心したり。
部活の大荷物、校章の入った黒いランドセル。
これも変わらぬ持ち物。
似合うとか似合わないとかいう問題ではなく着なくてはいけない制服。
学校によってはかなり自分なりにアレンジ出来る所もある。
あの子は大人っぽい雰囲気だからミニにアレンジした制服は似合わないなぁ、そもそも制服じゃない方が素敵だろう。
せっかくバランスのいい姿形をしているんだから、髪型をすっきりさせたほうがより際立つのに。
この子は夏服が似合ってるなぁ。
等々よく見る顔ぶれにはそんな事思ったりする。
暇なのかと言えばまぁそうなんで。
全くの余計なお世話。
私自身もそんな時代はあったし、子供達も同じ年代を通ってきた。
あの頃は自分がどんな物が似合うのかなんてわからず、友達と同じ流行りの格好やその逆に誰かと同じではないだけを目指した格好をしがち。
もったいないななんて思うけど。
もしかしたらそれこそがあの年代の特権なのかも。
そう思うと、ちょっと温かい気持ちで見守る気持ちになる。
明日はあの子に会えるかな?