見出し画像

48.山を降りない


私の夫は凄いなとつくづく思う。

人生の山を登る話しをしていたの。

夫は途中で山は降りない、と言う。

私は、降りたいと思ったことはないの
と聞いた。

ないそうだ。

え!私は何度もある。

でもやっぱり、降りるって選択も
大事じゃないの⁉︎と更に聞く。

降りたら、また登るの大変だから。

しんどくなったら、山小屋で休めば
いい。

そしてまた更に登るのか、そこに
止まるのか決めればよい。

若い時はまた登れる。
だからこそ若い時には失敗をした方が
いいのかもしれない。
登るのがいかに大変か身に染みるから。
身に染みても、若い時はエネルギーが
あるからまた登れる。

年をとると山を下りなくても
山小屋で休めば大丈夫という知恵を
得られる。
その知恵がない人は降りるか上るか
しかない。

この視点は私にとっては役に立つ。

だって、もう登り初めて随分と経つから(笑)

今更川下りするより、山登りする方が
多分私にとっては楽なのかと思う。

今更とかいうと「仕方ない」「やむを得ない」
「諦め」みたいに響くかもしれませんが

これは自分1人だけのがんばりで、
コントロールできるかできないかってこと
です。

例えば
晴れて欲しい日に雨が降る
早く目的地に着きたいのに渋滞
今の担当が楽しいのに人事異動

晴れて欲しい日に雨が降るって
残念ですよね。

だって晴れて欲しかったんですから
大いに悔しがることは悪いことでは
ありません。

でも、天候はコントロールできま
せん。

その時、今そこで出来る事をしま
しょう。

渋滞にはまらなければよかった
けれど、はまっちゃったら仕方ない。

その時、今そこで出来る事をしま
しょう。

でも、いつもその時間渋滞するなら
それを知っていれば避けられたかも。

出発する前に出来る事を全て
やりましょう。

人事異動はサラリーマンには
つきもの。
異動した先で、出来る事を最大限
やりましょう。

いつもどんな時も
その時出来る事をしましょう。

でも、過ぎるは悪です。
ほどほどに。

今日はここまで。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?