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資格について思うこと 前編

ときおり福祉の資格について色々な考えを目にする事がありますね。

現場が第一だから上手く支援できてるなら資格はいらない。資格を持っていても何もならない。経験が長い無資格者の方が経験の短い有資格者より良い…など

確かに資格が沢山あっても生かせなきゃ意味もないし、無資格でも優れた人もいる。でも私は自分の経験上、福祉関係の資格は取った方が絶対良いと思います。

無資格でB型事業所で管理者として働き始めた頃は根拠のない自信に溢れた人だったと思う。支援が上手く行き利用者も増え、工賃もアップ⤴️自信満々で、大胆で新しい事を次々と考えていました。

しかしその反面…これでいいのかな??という不安もあり、不安を払拭する為に更にパワフルに行動していたと思います。

私の支援は最初に配属された事業所の管理者の支援方法を伝授されたものであり、それしか知らない。個別支援計画は当時のサビ管に教えてもらったものをアレンジして書いたものだし、事業所にいた福祉大学を卒業した支援者の考えが正しいと思っていて、彼女の考えは偏っているなと思っても福祉とはそういう考えなのだと素直に思っていて、根拠の無い自信、根拠の無い支援、少しばかり知ってる事を振りかざして正当であると論破し、そして大きな間違いもしました。

無資格で10年働いたらサビ管になれるから、それでいいと思っていて、実際に利用者は倍に増えて運営も安定させたし評判もよいし、サビ管さえとれたら立派な福祉の資格を持つ他事業所の管理者達と肩を並べることができる!と

しかし個別支援計画を作ったり、利用者への支援するたびに、これでいいのかな?このままでいいのかな?と思い悩むことが増えてきました。実際に利用者の保護者から法人に対して職員達は勉強不足だと指摘もありました。

その時定年退職する管理者の後を継ぐように移動がきまったのですが、その管理者のパワハラで仲の良かった支援員が心を壊してしまい、他にも数人パワハラで辞めていて、私と相性悪いから難しいかもと理事長に訴えたけど

なんとかうまくやっての一言で終わってしまい。私はひどいパワハラを受けたけど誰にも相談できなくなってしまいました。今まで仲の良かった同僚達も誰も助けてくれない、事業所は密室な存在なので他の事業所の職員は見てみぬふりでした。そんな悪評高い管理者なのに会社が何もいえないのは、やはり資格でサビ管を持ってる人が他に居なかった。

彼女の支援について反論したくても(やまゆり園の事も頭によぎりました)自立支援ですよーといいながら利用者をほったらかしするやり方に私にはおかしいと思いながらも根拠がわからないし、自立支援って言葉もよくわからない。何より無資格である弱さがあったので毎日叩きのめされ、無関心のトップには相談できず

こんな時私を一人前の支援者にしようと管理者として育ててくてた所長が生きていてくれたら!間違った事をしたのに許してくれ一緒に謝罪をしてくれ、これから先頑張って良い支援員になってくれたらええ!と退職を止めてくれたのに、本当に申し訳ないと思っていました。

その時チラッと見た管理者の資格が初任者研修を持ってのサビ管だったので

初任者研修がこのレベルなら私は国家資格とってキチンと勉強したいと思い。介護福祉士取得まで最短で取れる方法を調べ、一年で絶対取ると決心したのです。→続く


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