技術書典11で技術書を配布したのでまとめ

この記事は?

技術書典11で技術書を配布したのでその経緯や、やったことを書いていきます。 

あなたは誰? 

723ch(@723chnet)って言います。普段はクソ田舎でRubyを使った仕事をしています。
Flutterは趣味の範囲で色々やっています。

何を書いたの?

四十二階というサークルで「多分1週間くらいでできるFlutter入門」という本を書きました。これからFlutterで開発を始める人向けの入門書です。よかったら買ってください。

技術書典オンラインマーケット

Booth


何で書いたの?

これには色々理由があります。

1. 前から技術書を書くことに興味があった
2. せっかく勉強してハマったFlutterのことをアウトプットしたかった
3. 4,5月頃は仕事で精神的にキツく本気で首を吊ろうかと思ってて悪ければ遺作、よければ技術的アウトプットになると思った。

どうやって書いたの?

本を書いてPDFにしていくのはRE:Viewを使わせていただきました。
手元ではマークダウン記法で記事を書いてRuby Gemのmd2reviewを使ってreview記法に変換してGitHubへpush、その後はCIを使ってPDFを生成していました。(この辺の設定のことについて詳しく知りたい要望があれば別途解説します。たぶんググれはだいたい解決します)

あとは書きたい内容自体はあらかた決めていたのでサンプルアプリを作りつつそれに合った解説を書いていっていましたが、前途したように精神的に追い詰められていたため平均の睡眠時間も1日2~3時間程度しか寝れなかったので毎晩布団の中でiPhoneのメモに本文に書く内容を吐き出して週末余裕があるときにそれをまとめる。みたいな書き方をしていました。今考えると効率はくっそ悪いですが当時は寝れなかったので仕方ない。  

ある程度書けてきたらmd2reviewでreview記法にしたときの崩れをreviewファイルを直接いじって直していきました。

本を書いてよかったこと

ここで言えること言えないことを含めていくつかよかった事があります。
まずは、目に見える形でやったことをアウトプットできたこと。
書いた本にリアクションをもらえたことです。はじめて技術書を書いてお金を出して買ってもらい反応をもらえたときはとても嬉しくて色々あったけど出せてよかったと思えた瞬間でした。

もっとこうしたかったこと

同人で本を書くのが初めてだったのであとになってもっとこうすればよかったなと言う点もいくつかありました。

1. 表紙に手を回す時間がなかった
本文を書くこと、サンプルアプリを作ることに意識を持って行き過ぎて表紙の準備に時間をかけれませんでした、まあ物理本出すわけではないのでいいか割り切って1時間位でマーケットに出ている表紙っぽいものを作りましたが、やっぱりちゃんとした表紙が欲しかった。

2. 最初書こうと思っていた内容を書ききれなかった
もし今回配布した本を買ってくださった方がこの記事を読んでいたらわかると思いますが、環境構築の解説がありません。本当は冒頭で説明の章を書こうと思っていましたが、時間的にも自分の手元で再現してまとめることができなかったので書くことを諦めました。その他にももっと書きたいことがあったのですがそれらも渋々諦めたので次のネタにと思っています。

3. せっかく書いたらなら物理本にしたかった
今回技術書典の公式マーケットもBoothも電子版(PDF)のみ配布となりました、これも2と同じで物理本用の作業をする時間と余裕がなかった事が原因です。次は物理本も視野に入れて書き始めたいと思っています。


これからどうするの?

精神的にはだいぶ回復してきたので(まだメールやteamsの通知に吐きそうになるときはあるけど)次やることを色々考えています。

技術書の方も色々ネタは考えているの次回の技術書典あったら是非配布したいと思っています。(次回こそは物理本も添えて)

せっかくFlutterのことをアウトプットしたのでFlutterを使った仕事をしたいなぁ思ってて転職もぼんやり考えています。クソ田舎からも出たいので引っ越しも含めて...まあご時世柄もう少し時間かかりそうですが興味ある企業の方いたら是非...!

そんなこんなで(個人的に)色々あった技術書典ですが結果的にとても楽しんで本を書けたかなと思います。会期が終わっても配布は続ける予定なので気なったら買ってください!!


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