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たーちゃんとアメリカと夢 19 アメリカで苦労する名前の巻

大学が始まり、たーちゃんにも日本人のお友達が出来ました。彼女の名前は イチノセ ヨウコちゃん。日本では、全くもって普通に素敵なお名前なんです。ある日、カフェテリアで会ったらヨウコちゃんがめっちゃ怒ってたんで、聞いてみると、
「先生が出席を取る時、”Yoko
Itchy Nose“ (イッチーノーズ=痒い鼻)
と言うから、その度に教室がざわつく!」
と言って、ぷんぷんしていました。確かに英語式に読むとそうなるなぁ。

アメリカの方、日本のローマ字表記の、子音 母音 子音 母音 が繰り返される名前をどう発音していいか分からないのです。

例えば、たーちゃんの名前の TAKAKO は、日本人は100% たかこと読めますが、アメリカで何度 
「あなたの名前何て発音するの?」
と聞かれたかわかりません。1番多いのは、
「ティケイコォ」
です。アクセントを付けずに、タカコと言うのは、難しくて不思議なんだそうです。

ちなみにアメリカのコーヒー屋さんでお名前は?と聞かれて、「タカコ」と言うとこうなる。


イチノセさんの様に海外に行くまで、ちょっと面白くなるなんて、思いもしなかったんだろうなぁと言うお名前がいくつかあります。

「私は Oh, yes ですが、私の名前は Oh, No です。」と自己紹介の度にそう言わないといけない大野さんにお会いしました。

ゆうさんが、「Hey you.」と言われるというのは有名ですよね。その他にも、ゆうだいさん (You die) ゆうさくさん (
You suck) さいこさん (psycho) まいこさん (Michael) さおりさんは「I’m Saori.」と言うと 「I’m sorry.」に聞こえるそうです。フクさん (Fxxk) フクミさん (Fxxk me) などなど。残念ながら、これらのお名前は、私の周りのアメリカ人もびっくりしていました。気にされる方は、ニックネームを携えて、海外へ行かれてもいいかもしれません。

数年前、記者の方が「コロナの給付金2回目を出しますか?」と麻生さんに聞いたら、凄く意地悪そうな顔で、「給付金は出しません。」と言った話を私の旦那さんにしたら、旦那さんはびっくりして、
「Who???」
と聞かれました。
「アソーさん」
「Asshole san?」
という会話をしました。”Asshole“とは、直訳すれば”ケツの穴“なんですが、最悪な人の事をこう呼ぶ場合があります。

ま、でもあの時の意地悪顔はね。なんと言うかね。給付金もね。出しませんだったしね…。

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