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海外勢の麻将・麻雀

はじめにのはじめに

中国麻将を始めて3か月ほどの蜷です。閲覧&記事購入用に作ったアカウントがあったので備忘録代わりに書いてみます。

内容は「海外プレイヤーと麻将打ってみた」感想と「海外プレイヤーの傾向」という簡易的な対策資料(のつもり)です。

はじめに

いつも打っている中国麻将のサイトはこちらです。ロシア製ですが、日本語対応済みです。mahjongsoft です。

最低限の役と8点縛りのルールさえ理解できれば、すぐに打てるのでぜひどうぞ!

ちなみに特に大きい大会の前後にはチャットで英語orロシア語が飛び交うので、麻雀が好きで英語(ロシア語)の勉強をしたい方にもおすすめです。

このサイトはまだ新しめということもあって問題点も多いですが、概ね環境には満足しています。特に

「デュプリケートルール(オリンピックで想定されているマインドスポーツとしての麻雀形式)を気軽に打てる」

「ユーザー名に国旗が立つのではっきりと海外プレイヤーと対戦していることが分かる」

という点はこのサイトだけでしょうね。

デュプリケートに関しては先人のnoteがあるのでそちらを紹介しておきます。

海外勢について

ここからが本記事です。ロシア製サイトかつ、大会の日時設定もヨーロッパ基準が多いので我々が海外勢みたいなものですが、どんな国から参戦しているのかご紹介していみようと思います。打ち筋評価はデュプリケートの牌譜をあさりまくって見えた傾向で、主観なのであしからず。(レートランキングはデュプリケートルールにおけるもので、2021年2月16日午前現在のものです)

東ヨーロッパ

ロシア🇷🇺
管理人さん(comboさん)を中心に強力なプレイヤーが多い。レート上位陣=レートトップ50(以下、トップ50)に11人ものプレイヤーがランクインする、mahjongsoft最大勢力。管理人さんが主催するリアルの麻将サークルもある模様で、よくロシア勢に参加を呼びかけている。他に「北東」というサイト初期から活動する軍団が存在するが、全員で打っているところはあまり見かけない。
打ち筋は基本的にオーソドックス。一部プレイヤーを除くと混一色や五面斎へ寄せる割合が高く感じる。また、上位陣でも三歩高をあまり見ない打ち手が多い。ほぼ全ツッパ。

ウクライナ🇺🇦
今のところ1人だけ確認。管理人さんの友達らしく、四川血戦だけを打っている。

西ヨーロッパ

オランダ🇳🇱
アクティブなプレイヤー数でいけば最大勢力。「HS」「KR」「HK」「GD」etc.と、とにかく軍団が多い。HK(ハーグ)とHS(ユトレヒト)の両軍団は独自のリーグをもっている模様。HK軍団の人がオランダのリーダー格の模様。セッションや大会でトップ獲ったプレイヤーによくお祝いの言葉をかけている。
とにかく染め手や小于五・大于五など全体役が好き。しかし、鳴きのレンジは全体的に狭く、天秤にかけるようなことや、全求人や和絶張を見据えた鳴きなどはほぼしない。基本的に全ツッパだが、一色手に行っているものがいるときは絞りを見せることもある。トップ50には1人がランクイン。相当な伸びしろを感じる。

フランス🇫🇷
こちらもたくさんいる。lyonやSRといった軍団が存在し、スイス勢と共にRhinRhôneを主催している。日本勢と時間が合うのか、日本時間21:00のデュプリケートでもよく見かける。リーチ麻雀も一部で流行っているようで、よくリーチ麻雀実装を叫んでいる。Sandyというプレイヤーがリーダー格と思われる。
ロシア勢同様、一部プレイヤーを除けば染め手と五面斎が好きで、字牌はほぼ必ず1鳴きする。逆に染め手をほとんど見ず、三歩高や清龍など部分役に固執する傾向を見せるプレイヤーもいる。前者は全ツッパだが、後者は守備的に打つ。トップ50には5人を輩出。

スイス🇨🇭
フランスと共にRhinRhôneを主催。プレイヤー数は少ないが、強者が多い少数精鋭型。トップ50には5人いるが、うち3人は国旗を立てていない。
他国のプレイヤーと比べると組合龍や七対子などの特殊な和了形を強く見た手牌進行が非常にうまい印象。逆に引っ張りすぎて失敗することも多いが。リーチ麻雀っぽい打ち筋も見られ、守備を考えた回し打ちもよく見られる。一部プレイヤーの発言からすると、ほとんどが天鳳にも参戦している模様。

イタリア🇮🇹
こちらも数は少ないが強者の多い国籍。リアルの麻雀サークルがあり、主催者さん(ginkoさん)曰く、そこに飽きたらない狂人がネットでも打っているとのこと。トップ50には5人いる。
他国と比べると全不靠を見つつの進行がうまいプレイヤーが多い印象。基本的にはオーソドックスな打ち筋で、ヨーロッパ勢にはあまり見られない面前清や不求人を前提とする手組みもかなり見られる。海外勢では最も守備に入るのが早く、2段目中盤ぐらいでオリてしまうこともしばしば。鳴き判断は慎重気味な傾向。

北米・その他

カナダ🇨🇦
純北米人は非常に少なく、ほとんどがアジア系で日本人のプレイヤーもいる模様。隙のない強者が多い。Canadaのリーグ戦を主催し、日本時間の朝方によく行っている。トップ50には7人。Leoというプレイヤーがリーダー格になっている。
打ち筋は基本的にオーソドックスで和絶張や細かい点数の積み重ねで作る和了を見逃さず、むしろ積極的に狙いに行く。恐らく三歩高を1番見ている国籍で字牌対子落としをよくする。わかりやすい役が見えないときは面前の手組みを多用する傾向にある。その逆で鳴きまくるプレイヤーもいる。ほぼ全ツッパだが、かなり厳しく絞ってくるプレイヤーもいる。打牌が非常に速い。

シンガポール🇸🇬
こちらも数こそ少ないが強い。Facebookで中国麻将のグループを作っており、リアルのサークルもある模様。平日にあるデュプリケートではほぼ見ないが、週末のロングトーナメントでは毎週のように見かけるほか、割とフレンドリーでセッションでメンツが揃うまでの時間に話しかけてくれる。打牌はオーソドックスだが、速度重視の傾向が強め。

中国🇨🇳・台湾🇹🇼
中身が中国出身が多いこともあってほぼカナダ勢と同じ。しかし、中国国旗での参戦は意外にも少ない。台湾のプレイヤーはサモア国旗に変えてたりする。中国国旗で中身がイタリア国籍というプレイヤーを確認済。

ポーランド🇵🇱・スウェーデン🇸🇪・イスラエル🇮🇱・アメリカ🇺🇸・ドイツ🇩🇪・オーストリア🇦🇹・スペイン🇪🇸・オーストラリア🇦🇺
スペイン勢は強いらしいです。他は存在を確認しつつも、情報がほぼないです。情報求む。

日本勢🇯🇵

じゃあ日本勢はどうなのよっていう話ですが、どちらかといえば少数精鋭型です。レート1位は日本人のH.Sさん(日本代表にも選ばれたすごい人)ですし、トップ10に3人、トップ50には9人ランクインしてます。書いてる本人は32位です。しかし、アクティブなプレイヤーは少ないのです。よく21:00の大会がキャンセルになります。

……ということで、ちゅんま打ちは布教をがんばりましょう!

まだ、ちゅんまに触れたことのない人はいますぐ始めましょう!

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