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【ブックレビュー】ひとり料理 これだけあれば

ブックレビューと言えば、自分にとってこの本に触れておかないわけにはいかない。

 思いっきり料理の本なのでカテゴリーで言えば思いっきり料理なんですが、自分はこの本をきっかけに考え方が変わりました。

 それは「基礎」。どんなものにも基礎があり、その基礎を身につけているかいないかで物事が大きく変わるということ。

この本自体はなんてことはない、と言ったらすごく失礼、料理の本ですが、華美ではない基礎的な部分が学べるので、食材の扱い方、調理、味付けのコアとなる部分が繰り返し作るとこで身につくと思うのです。


 その経験から何事にも基礎があって、それが未経験者と経験者を分けるボーダーラインになっているのだと感じたのです。

 その後ギターの基礎を学び直したり(上手くなったとは言ってない)カメラを始めてみたり(こちらも大して…)など色々なところでこの考え方を流用させてもらいました。

 基礎を学ぶことが最大のショートカットだと思います。

 料理本としてのレビューもしておくと、一つの食材を軸にしたレシピ集なので無駄を減らしマンネリが防げます。味付けもちょうどよく、出てくる調味料も至って普通のもの。一回しか使わなくて冷蔵庫の肥やしになってしまうことも、ありません。
 豚丼、人参ご飯、チャーシュー、玉ねぎと人参のすりおろし野菜はカレーなんかは家族に好評だったり、手間もかからなかったりするものなのでよく作ります。
 余裕がある時はトマトケチャップも作りますが市販のものとは全然違うので、それだけでも試す価値ありです。

 子どもが一人暮らしを始めるとき、これは絶対持たせようと心に決めています笑。

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