希死念慮が消えない

希死念慮が消えない

希死念慮自体は物心がついた頃(高校生頃)(自我が芽生えるのが遅かった)からずっとあった

大学生の頃にはもう鬱病を発症していたと思う

思うというのは自分にとってその状態が普通だったので、医者にかかるという発想が無かった

なので自分には鬱じゃない状態がわからない

それでもなんとか底辺職について、転職したいと思いながら10年働いた

10年目に公私体力ストレス全部に追い詰められていよいよ本格的に悪化し病院にかかった、やっぱり鬱だった

薬を沢山飲んで3ヶ月の休職を挟んで復職したがそこから半年ほどでギブアップして退職した

貯蓄は200万ぐらいあった

当初はカウンセリングを受けたり、在職中は連休が取れなかったので行ってみたかったところへ旅行に行ったり、シナリオライターになりたくて60万かけて専門学校に行ったりした。内容はロクになく詐欺みたいな学校だった(なお1年間だったが作文も書けないような〇〇〇と同じクラスになったストレスで半期で行くのを辞めた)

とにかく何かを見つけようと馬鹿みたいに金を使った

何も見つからなかったどころか女に騙され知らん男にレイプされて処女を失うなどして手痛い失敗を繰り返したりした

何も解決せず金だけ取られたカウンセリングも金がなくなってきたので辞めた

鬱病は自殺企図を生み出さない程度の状態で症状固定となった

鬱病と不眠症で毎日大量の薬を飲む

1錠薬を減らすだけで生活がまるでできなくなったので薬も減らなかった

希死念慮はなくならなかった

初診から3年経った今、月10万の障害年金で実家に寄生してのうのうと生きている

元々金遣いが荒かったので月10万でも収支はカツカツだがそれでも働かず、一日の大半を寝て過ごし、言い訳のように少しの同人活動をして生きている

友達はいない、僅かにいた友人とも連絡を絶った

人間関係で散々痛い目を見て、世の中には「既に自分を嫌いになった人」と「これから自分を嫌いになる人」の二種類しかいないと思い知った

だからもう人と関わるのは辞める事にした

未来は無いが働かず怠惰に過ごし大してストレスの無い生活

なのに希死念慮はなくならない

希死念慮は常に大量に湧く水のようで、掬いも溢れもしないザルが自分の心のようだった

溢れないけど掬えないけどザルが水が通り抜ける痛みだけがずっとある

ザルは段々朽ちてきて、思考が希死念慮に押し潰される

最近耐え難くなってきたのでそろそろ終わりにしたいと思っている

思っているけど行動できないのが鬱病だ

なので現在唯一他者と関わりのあったネットから次第に消える事でまずは社会的に死のうと思っている

こんな駄文を書いたのは、名も知らぬ誰かが希死念慮の消し方を知っているかもという淡い期待です

知ってたら教えて下さい

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