1ページマンガ#10「音楽は拡張する」

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　マンガを描きました。テーマは音楽です。ほどほどが一番ですね。

以下、雑文です。マンガとは関係ありません。
　音楽が好きで絵を描いているときはだいたい聴いています。文章を書くときは聴けません。恐らく脳みその違うところを使うからだと思います。不思議です。

増える音楽メディア
　音楽は形がないので様々なメディア、ハードがあって面白いです。僕が最初に所持したメディアはMDでした、それがCD、ハードディスク、レコードになり、最近カセットテープを聴きだしました。
　「お金かかるしレコードなんか買わない！」と思っていたのに買っていたり、「レコードがあるからカセットテープはいらない！」と公言していたのにカセットテープを買ってしまいました。レコードやカセットはプレーヤーがないと聴けないのでお金も場所も必要なのです。とほほ。

メディアごとの楽しみかた
　さて、そうやって色々なメディアを使っていると、メディアによって楽しみ方って違うんだなと気づきました。（以下、個人の感想）
　例えばレコードは片面20分くらいでひっくり返さなければならいので、作業しながらにはあまり向いていません。ゆっくりしたい時にコーヒーでも入れて聴くのが一番楽しく聴けます。そこそこ良いアンプやスピーカーがあれば尚良しです。雨の日は最高！
　外に出て音楽を聴くのはスマホが良いです。Bluetoothのイヤホンはめちゃくちゃ便利ですね。最近は音も良いです。

カセットテープの面白さ
　なぜ最近カセットテープを買ったかというと「外でアナログの音が聴けるやないか！」と思ったからです。ですが、この思惑は見事に外れました。肝心のポータブルカセットプレイヤーがそこまで音が良くないのです。イヤホンもかなり良い物でないとアナログである意味はない気がします。これならiPhoneで良いかなという気がしています。良いものが見つかれば別ですが、そこは先立つものが。。。
　それではカセットは無駄な買い物だったのかというと、そうはなりませんでした。カセットにはカセットの良さがありました。
　まずカセットは音がいいです。良いとは聞いていましたが、カセットデッキで聴くと、レコードに近いアナログの厚い音がします。びっくりして「うおお」と言ってしまいました。やはり聞いてみないと分からないものです。

ミックステープはお得
　それとミックステープという文化に出会いました。ミックステープとは簡単に説明するとDJが選曲したマニアックな名曲が繋がれているコンピレーションアルバムのようなテープです。今でもMixcloudなどミックスを扱ったSNSはあるので、いつでも誰かのミックスは聴けます。ただストリーミングはBGMとしては良いですが、音楽をより楽しく聴くには（もちろん好みも大いにありますが）音が少し物足りないです。ミックステープには選曲者の個性があり、音楽が好きすぎる人のお勧めの選曲なので、好みさえ合えば確実にいい音楽に出会えます。プレミアがついて手に入らない曲も聴けたりするので、テープにはそういうお得感もあったり。テープ自体にもプレミアがつきそうなので今が買い時（言い訳）。

新しいカセットテープの世界
　あと、最近の若手やインディーズなどはテープで音源を販売しています。昨今のアナログブームというのもありますし、レコードを発注するよりテープのほうが少ないロットで生産できるということもあり、Bandcampなどをみているとテープでの販売がかなり多いです。（海外ではプレイヤーは何で聞いているんでしょう？中古のデッキを買ったりしてるのでしょうか？）面白い音源も多いので、海外の楽曲も買ってみたりしてます。しかしカセット自体は安いですが送料が同じくらいします。しかししかし！数が少ないので将来プレミアがついたら買えなくなってしまいます。まさに今が買い時（言い訳）。
　身を滅ぼさない程度に沼にハマるのが、楽しい人生なのでは思います。あと他人と比べないこと。疲れたら寝ること。おやすみなさい。