私がジーパンに求めているもの
KENZOです。
僕は普段からジーパンばかり穿いています。
もうここ何年も毎日ジーパンです。
スラックスとか、コーデュロイパンツとか
ほかのパンツを楽しんでいた時期もありましたが、
最終的に行き着いたのがジーパンでした。
ではなぜジーパンに行き着いたのか?
不変と偏愛です。
ジーパンが誕生したのは1873年、
リーバイスがリベット付きのパンツの
特許を取得したことが始まりです。
以降150年、リベット付きのパンツは
その形を大きく変えることなく
今もなお受け継がれています。
日本でもヴィンテージブームやレプリカブームなど、
ファッションシーンに大きな影響を与えました。
ほかの服で、これだけの歴史があって
これだけ形が変わらず着続けられているモノって
あるでしょうか?
ジーパンに対しては、もはや偏愛だとさえ感じます。
日本だけでも数えきれないほどの専門ブランドがあり、
世界にも専門ブランドはもちろん、
高級ブランドからもジーパンが販売されています。
リジットデニムやデザイナーデニムなど
種類は違いますがどのブランドも
オリジナルのこだわりを持って制作しています。
ジーパンを作ってる人はたぶん
自分の理想の形があると思うんです。
それに賛同した人がファンになる。
ヴィンテージが好きとか、
いろんなブランドを穿きたいとか
そんな人もいると思いますが、
結局穿いているのはお気に入りの1本。
同じ型を買い続け、生の状態から穿き込んで
濃いブルー、淡いブルー、もっと淡いブルー
何年もかけて同じ形で別の色を仕上げます。
こういう楽しみ方ジーパンならではです。
新品の生のデニムから
今度はどういう色に仕上がっていくのか。
でも形は不変。
いつでも同じものが手に入る安定感。
不変と偏愛。
それがジーパンに求めているものかもしれません。
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