最近の記事

アカウント分けるのめんどいからここに日記を書こうと思ってWordで文書を打ってコピペしようと思ったら、コピーできていなかった。Wordは特に保存していない。終わりです。

    • 【感想】王子様、S、シトロニア  :MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~WINTER 2023

       原作未プレイでエーステを通して物語を追っている、シトロンくんが好きなカントクの冬単2023の感想文です。  冬組単独公演は、言葉にするのがむずかしい。  劇中で、印象に残った台詞がある。ガイの「今の台詞はもっと繊細に、複雑に表現できた。」という台詞。複雑な感情を内に抱えた登場人物が吐き出す台詞なんだから、その場におけるその人の感情や、それを受けて動いた私の心のありようをひとつの形容詞で表すことなんてできっこないんだよなぁ、って思った。だから感想が書けないのかもしれない。「

      • 【感想】THE MIX UP vol.3「朝日のような夕日をつれて」

        わっかんねーーーーーーーー。不条理劇に対して「わかんない」って言うのはまあまあ勇気がいるんだけどわかんねーーーーーーな!あと長い。 不条理劇なのは調べてたから、物語の筋はないんだろうと思っていたし、よくわからん会話がどこにも向かうことがないように見えて実は真理を切り取っていたりするのかもしれないししないのかもしれないとか思いながら観ていた。後半3回くらい「たぶんもう2時間経ったけどここで幕切れにはならないだろうな」と思った。長い。 あとめっちゃ劇場が広く感じた。キャパ15

        • 私の話をしたくなったのでーー「それでも女をやっていく」

           『それでも女をやっていく』を読んだ。私の話のようでもあり全然違う女の話でもあって、「わかる」と「わかんないな〜」をいったりきたりしながら読んだ。「わかる」に関連して、ひとつ、後悔していることを思い出す。  大学のときに所属していた法学部生だけで構成されるディベートサークル的なところで、女子差別撤廃条約のリサーチを任されていたことがある。大学図書館でとりあえず女子差別関係の書籍を借りまくって、サークル棟の一室に積み上げた。他のジャンルを担当している人達は純粋な法学の本だけを

        アカウント分けるのめんどいからここに日記を書こうと思ってWordで文書を打ってコピペしようと思ったら、コピーできていなかった。Wordは特に保存していない。終わりです。

        • 【感想】王子様、S、シトロニア  :MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~WINTER 2023

        • 【感想】THE MIX UP vol.3「朝日のような夕日をつれて」

        • 私の話をしたくなったのでーー「それでも女をやっていく」

          【感想】映画「明けまして、おめでたい人」

          日常で気まずい会話に出くわしてしまったときにはその場を立ち去って逃げることができる。でも、演劇でそれが行われてしまったら、最後まで客席に座り続けなければならない。 演劇で観た「明けまして、おめでたい人」は私にとって、そういう苦しさが面白さとして感じられる作品だった。他人の恋愛のごたごたは「よくある話」でおわるけど、小さな劇場で観ていると会話の空気を共有してしまって、一緒に苦しくなったりした。 映画で観た「明けまして、おめでたい人」は、良い意味で他人事だった。 他人

          【感想】映画「明けまして、おめでたい人」

          【感想】『命を弄ぶ男ふたり(裏)』

          @ IZUMO GALLERY 12月18日(日)16:30公演  小さなスタジオの中は全体的に茶色い。客席の一列目は高さ15㎝くらいの小さな台が置いてある。二列目はパイプ椅子。三列目は足の長い椅子の上に敷物が重ねておいてあり、だいぶ高さがあった。前の観客の後頭部で何も見えなくなる箱もあるなかで、どこに座っても前の人の頭が被らない客席配置に感動する。ちょっと無理をした体勢を取らなければならないから、40分の上映時間がちょうどいい。  この戯曲は、この公演ではじめて触れた。

          【感想】『命を弄ぶ男ふたり(裏)』

          【感想】舞台「BOYS DOLL HOUSE~はい!よろこんで!~」

           日曜日、友達と一緒に観劇した。彼女と私はキャラクターの好みが正反対。だけど物語に抱く感情の種類が似ている。観劇後の居酒屋で彼女は言った。「これは消費の話だね。人間と同じ姿形をして心を持つものを人間が自分の勝手で生み出して、感情をないものとしてモノ扱いするのはグロテスクだって思うのに、『ケンとアオイは私が2体買ってあげる!!私が幸せにする!!!』と思ってしまうから、傲慢だし最悪」と。  終電に揺られながら、もし私があの世界を人間として生きるとしたら、どうするのがドールたちに対

          【感想】舞台「BOYS DOLL HOUSE~はい!よろこんで!~」

          【感想】た組『ドードーが落下する』

          ・9月24日夜公演観劇 ・行けるかどうか微妙だったけどうまいこと時間を作れたから観た。 ・感想を書くのがとてつもなくむずかしく感じる。これはThe Prideを観劇したあとにも思ったことだった。社会の中で偏見や差別に晒されている事柄が出てくる作品を観るとき、自分が選んだ言葉が"正しい"のかが常に気になる。 ・平田オリザの「共に生きるための演劇」をつい最近読んだんだけど、なんとなくそこに書かれていたことを思い出した。  演劇は、「世界を見る解像度を上げる」ことができる。演劇

          【感想】た組『ドードーが落下する』

          【雑感】まさしとやまとの3連休 スペシャル朗読劇

          ・感想書こう~~と思ったけど、物語のあらすじなどを書くのがめんどくさくて書けなくなりそうだったので雑感だけ纏めておく。 ・まさしとやまとの三連休というイベント。出演者は五十嵐雅さんと古谷大和さん。イベントでは、『逃げ切って、夏』と『追いかけて、夏』の2本の朗読が上演された。作品毎に視点人物が変わる。 ・出演者2人の朗読劇。脚本演出は雅さん。登場人物は兄ネズミと弟ネズミの2匹。日々を生きるために犯罪者に成り果て、幼い頃に生き別れた弟のことを忘れてしまった兄が、兄弟で語り合った

          【雑感】まさしとやまとの3連休 スペシャル朗読劇

          【感想】TAAC『人生が、はじまらない』

          ・8月6日ソワレに観劇。 ・終盤、ゆきのセリフでぐわっと涙が出て苦しかった。 ・夏生が殺人を犯すとき、目が鈍く光っていたのが印象的だった。どうしてそうなってしまうのだろう。苦しい。 ・苦しい話だったけれど、ラストで少し前向きな気持ちになれるのが不思議だった。見ないふりをして自分の意見を自分の中に封じ込めていたゆきは、自分の意思で夏生の自首には付き添わないことを決める。夏生は自分の足で自分が犯した罪を償うための一歩を踏み出す。物語の中で不穏と共にあった雨は、最後、進と夏生に虹

          【感想】TAAC『人生が、はじまらない』

          【感想】PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』

          ・2022年7月28日19:00 Side:B ・先月、同性婚が認められないのは合憲とする判決が出されたので判決文を読んだ。 ・なので私的に割とタイムリーな作品だった。 ・The prideは1958年と2008年の二つの時代におけるゲイカップルと、そのカップルの近くにいる女性の話である。 ・私はまず、「むずかしい」と感じた。 ・この作品について何か具体的な言葉にすることはとてつもなくむずかしい。 ・私はLGBTQ+の当事者ではない。 ・身近にゲイのカップルはいないけれ

          【感想】PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』

          【感想】スリーピルバーグス『旅と渓谷』

          ・5月21日19:20公演観劇 ・タイムラインをぼーっと眺めていたら感想が流れてきたことが観劇のきっかけ。屋外で観れるらしい。何それ観たい。 ・公演情報を読んでいたらさと兄が出ていることを知る。推しが演出した朗読劇で拝見していたんだけど、あまりにもはちゃめちゃな内容の朗読だったから他の作品ではどんなお芝居をするのかが知りたくなった。チケットを取った。 ・全体的な感想としては、わかるけどわからなかったな〜という感じ。わからないけどわかったし、わかるけどわからなかった。

          【感想】スリーピルバーグス『旅と渓谷』

          【感想】ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』

          ・5月14日ソワレに観劇。@本多劇場 ・前に違う作品を観に本多劇場に行ったら、ポスターが貼ってあるのを見た。映画もドラマも観たことはないけど、他で上演されているのを観たことがあって、作品自体が結構すきだから観たいなと思ってチケットを取った。ゴツプロ!さんの作品は観たことがない。 ・私が観たやつとエピソードの選択が違うのかな?3号4号10号などがやる犯人の犯行後の再現や、被告人がどれだけ賢い人間なのかを議論するくだりをはじめて見て、その議論がどう進んでいくのかが分からなかった

          【感想】ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』