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オールインワンラックでみんながする勘違いのお話し

オールインワンラックというとハーフラックとスミスマシン、ケーブルマシンが左右一対になったファンクションアウトレーナーというものがメインの機能でその3つがついていてオールインワンラックといいます。

一番の売りというと、この左右一対のケーブルマシンじゃないでしょうか。皆さんが勘違いしていることがあります。

それがウェイトスタック、片側100kg、両側200kgついています。
が、片側は50kg分の重さしかならないということを頭に入れておいてください。わかりにくいですので今日は実験したいと思います。

①まずウェイトスタックの重さ100kgのところにピンを差します。なので今この重りは引っ張れば100kgということなります。

※力学の話になりますが、片方が固定されていてケーブルが付いている途中に滑車が一個ついていると釣り上げる場合の荷重が半分になります。その代わり引っ張る距離は2倍になります。この100kgの重りを30㎝持ち上げるとすれば、このケーブルを60㎝引っ張ることになります。そしてここにかかる荷重というのは50kgということです。

②20kgプレートを1つぶら下げます。20kgですので耐えられます。
③20kgプレートをもう一つぶら下げます。合計40kg
④次は10kgだと拮抗してしまうので15kgのプレートを付けます。合計55kg

ご覧の通り持ち上がりました。
ウェイトスタックは100kgのところにピンを差しているのですが、55kgで引っ張られていることになります。

⑤持ち上がった高さを測ります。→29㎝
⑥プーリーからのプレートまでの長さは →60㎝くらい

てことは、力学の計算上はあっていますね。
片側100kgの重りがついているけど、実際引っ張っている力は50kgです。不思議ですね。オールインワンラックを買う場合、片側のウェイトスタックの重量が100kgだった場合、片側だけを使った時にかかる荷重は50kgです。

棒上の長いアタッチメントをつけて両側100kg、100kgで両側から引くとこれは200kgの力で引いているのではなく、やっと100kgを引いているということになります。

どうですか?皆さん、勘違いしていませんか??

片側100kgなんだからこれでラットプルダウンすれば100kgなんだろっ!というのは違います!!!

中々納得のいくことではないですよね。
売ってる側はこうゆう事実は言わないですが、これが不良品という事ではありません。この仕様上、このようになっているということを理解した上でトレーニングしましょう!

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