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筋トレは限界まで追い込むべきか?

今日は筋トレは限界まで追い込むべきか?というお話をしたいと思います。

様々な論文や研究を元に今日もズバリ結論から言います。
筋肥大が目的なら限界まで追い込むべきです。筋力アップが目的なら
限界まで追い込んではいけません。

まず筋肥大はトレーニングのトータルボリュームが多いほど良いというのが基本なので、毎回のトレーニングで限界まで行ってトータルボリュームを
増やす必要があります。とにかく筋肥大はこれが重要です。身体がしっかり回復できる前提で、毎回のトレーニングをクタクタになるまでやるのが
正しいという事になります。簡単に言えばトレーニングボリュームこそ
筋肥大の最大の要素
という事になるわけです

でも筋力アップでは限界までトレーニングする事はのぞましくありません。限界までやってしまうと強い筋力を発揮する大切な筋繊維が、減ってしまう可能性があるからです。これはモーターユニットの動員がポイントとなるのですが、大きな運動単位に神経活動を適用させるためのそのピークは、限界の少し手前になるという事です。限界までやれば最大筋力アップのピークを過ぎてしまうという事ですね。ピークを過ぎたとろで頑張れば、その分強くて収縮の速い筋繊維の適応は減ってしまいます。

ここで考えなければならない事があります。もう皆さん気付いてしまったと思うのですが、筋肥大と筋力アップは一緒に行えないのか?という事です

これには色々な考え方があるので一概にこの方法が正解というのは無いのですが、ボディメイクに特化し筋肥大に重点を置くトレーニングの場合は、やはり毎回しっかりと追い込んでいくことが大切になると思います。ただ、毎回しっかり追い込んだせいで筋力アップが全く起きないかと言えばそんな事はありません。筋肥大すれば筋力もアップするからです。一見矛盾しているように感じるかもしれませんが筋肉が大きくなればそれだけ発揮できる力も
大きくなるわけです。そして逆もしかりです。筋力アップすればそれに伴い筋肥大が起きます。ただし前述したとおり神経系の適応によって筋力アップは起きるのでこの場合においては筋力アップに伴って筋肥大が起きるという事とは少し違います。いずれにしても筋力アップする事でトレーニングで扱える重量が増えるため、結果的にトータルのトレーニングボリュームが増えて筋肥大には有利な状況が生まれるます。

ここまで話したところじゃあどっちがいいのか?という事になりますが
結論は最初に言った通りです。筋肥大目的なら限界まで追い込むべきです。
筋力アップが目的なら限界まで追い込んではいけません。

トレーニングに一貫性を持つという意味では筋力アップの期間と筋肥大の期間を数週間ずつ行って切り替えていくのがおすすめです。私なら6週間~10週間程度で区切って切り替えますが切り替える必要も無いと言えば無いので
ずっとどちらかでやっていくのも悪い方法だとは思いません。むしろその時の気分でやっていくのが一番良い気がしています。重量のばしたいと思えば
限界まで追い込まないで、できるだけ高重量を扱い筋肉を大きくしたくなったら中重量でボリュームをかせぎながらガンガン限界までやるというのが
モチベーションの持続にもつながるのではないでしょうか?

話は少し脱線しますが以前某ユーチューバーが「高重量高回数のはちゃめちゃトレーニング」というような内容の動画をあげていました。こういう動画はすごく面白いのですが間違っています。高回数できるのならそれは低重量です。扱っているウエイトが何キロだとかいう事では無くその人にとって重いか軽いかなので高重量高回数などというトレーニングは存在しません。気持ちはわからないでもありませんが絶対に真似しないでください。色々と変な事になりますので。

ということで楽しく自分にあった筋トレで筋力アップ!筋肥大していきましょう!

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