伏線を5年越しに拾った話
略称『狼少年Q』第2話を更新いたしました〜!
今回は前作でも実は赤塚さんより人気のあった、木暮つむぎちゃんというキャラクターが登場しました。
実はこのキャラには前作で回収できなかった伏線がありました。
今からその話をします。2話を未読の方にはネタバレです。でも話したい。だって5年も黙っていたんだもの…。
つむぎちゃんの伏線とは
▼勢いで満四郎に告白してきちゃう、元気な女子高生。
つむぎちゃんは、満四郎と赤塚さんの仲を強引に展開させるために、2巻で急遽登場させよう、となったキャラクターでした。
でもいわゆる「当て馬キャラ」って、絶対に主人公とは結ばれない宿命を背負っているわけで…。
なので、この子を出す時に、最初から別のキャラとのつながりをこっそり(担当さんにも言わずに)用意しておいたのでした。
それが「三男の弦三郎の上司の娘である」という設定でした。
▼1巻の第2話。弦三郎の研究室の名前入りボード一番上に「木暮」の名前が。絶対誰も気づかないところ…。
ちなみに『狼少年無印』でわかるつむぎちゃんの情報は以下の通り。
・お父さんは家を空けがち
・おばあちゃんとほぼ2人暮らしでお母さんはいないらしい
・家事は全部つむぎちゃんがやっている
これだけじゃあ絶対わかんないよね………
当時は、そこまで描けるかはわからないけど、兄たちの恋愛パートを描く可能性も残しておこうと思った、というのもあります。そして案の定、『狼少年無印』ではそこまでは描けなかったのでした。
お父さんやっと出せて本当に良かった
『狼少年Q』2話では、このつながりがやっと描けて本当に良かったです。
ちょっと頼りない木暮教授は、つむぎちゃんの好きな誰かに似てるんですが、その話もおいおい描きます。
▼すぐ泣いちゃうとことかが特に似てる。
キャラクターは全員幸せにしたいのが基本姿勢なので、つむぎちゃんもたくさんフォローできたらいいなと思っております。
▼頑張ってる子はいっぱい誉めたい。
キャラを1人1人大事に描けることのなんと素晴らしいことよ…。
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