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痛みと発熱
抗がん剤投与は終了し、皮膚の様子は日々撮影。
失われた張り感はそのままで、色味も薄くなってきているので抗がん剤の一定の効果が出ているものと感じている。
変わり映えがないので写真は載せないが、生検手術の傷跡についていた不良肉芽という回復を阻害している皮膚の一部を除去した。
血小板の低下によってなかなか切除出来なかったが、ある程度血小板が担保されているタイミングで取り除いたことで、順調な傷の回復となった。
▼ジーラスタの痛み
前回でも軽く触れたが、白血球の回復促進の注射がある。
過去にその注射が原因とされる副作用による高熱や肺炎から、1クール目は見送られていたが、2クール目は投与されることとなった。
投与されたのはグランという一般的なものではなく、ジーラスタという種類の注射。
これは初発の時のCHOP療法時に、通院の中で投与されたタイプになる。
副反応としては、骨盤から背骨にかけての数日間の激痛が挙げられる。
無理やり白血球を作り出そうとしているので、木槌の様なもので絶えず骨が殴られる様な痛みがおおよそ48時間は続く。
痛み止め等の効果も空しく、数日はこの激痛と付き合うことになった。
骨鬱はもちろんのこと、痛みに耐え続けるために緊張する全身の筋肉への延焼も凄まじく、ほぼ今週はベッドから動けずにいた。
骨痛からは今は解放されている。
▼メンタル不調と発熱
動けないとなると、パソコンと向き合う時間が増える。
再々発の入院時からTwitterにて情報収集しているが、色々な症状や想いで闘病されている人を目にするようになる。
様々な考えが頭の中をぐるぐると回り、だんだん気分が落ち込んできてしまった。
『心』と『体』は連動している
なんてよく言われるが、まさにその通りでメンタル不調から体の不調へと繋がってしまっている。
発熱のピークは38℃後半で治まったが、37℃台の発熱が現在も続く。
ジーラスタの副反応とも考えられなくはないが、1クール目と違い体調を崩してベッドに寝たきりに今はなってしまっている。
多少回復してそうな現状から、今Noteを書いている。
▼白血球促進注射の効果の是非
個人的は1クール目が順調だったので、出来れば血球促進の注射は避けたかったが、あまりにも血球の回復が遅かったため今回は投与がされている。
想定していた副反応(骨痛や発熱)が起きてしまっているので、自分としては早期の退院に繋がれば…と思っている。
前回の入院期間が28日間であったので、まぁ1週間(21日間の入院)早まれば、ある程度良かったとは考えたいと思っている。
ただ、これが5日間や3日間程度の短縮であれば、正直身体へのダメージと天秤にかけると割に合わないとも考えている。
現在の体調不良から何か合併症等が発生して…なんてことがあって28日を超える入院となれば本末転倒でもある。
医師的には1日でも数字が短縮されれば施術の効果があったと考えるのかもしれないが、患者の立場として次のクールに向けて体力もしっかりしておきたいという想いもある。
とりあえず今は歩けないので、熱が引いたら少し歩く事から始め直そうと考えている。
▼さいごに
Twitterのことは時々触れているが、本当に考えることが多い。
あまり根を詰めるとまた調子が悪くなりそうなので、無機質(ネガティブに考え過ぎない)を意識して文書をまとめようかと思っている。
雑談や治療経過とは少々毛色が違うかもしれないが、出来上がった際には読んでもらえると嬉しい。
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