マガジンのカバー画像

「ハラールという戦略上の選択肢」(16年2月〜19年6月)

41
『NNA ASIA経済ニュース』誌面に私が寄稿していた月次コラム、全41回を転載します。 この連載の後に2019年7月から同誌の日本版で「食とインバウンド」を連載しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

第41回: 東京以外は間に合わないベジタリアン対応

2019年6月18日掲載 開催まであと3ヶ月。いよいよラグビーワールドカップ(W杯、RWC)日本大会…

第40回: 低評価が続く日本のコミュニケーション力

2019年5月28日掲載 前回は、4月発表された2019年版のGMTI 2019(グローバル・ムスリムトラベ…

第39回: 2019年ムスリムフレンドリーな国・地域ランキング

2019年4月30日掲載 今年もGMTI(グローバル・ムスリムトラベル・インデックス*)が発表されま…

第38回: ハラールを売るな、アジアごはんを売れ

2019年3月14日掲載 先日マレーシアで登壇の機会を得ました。マレーシア企業が日本のハラール…

第37回: 「日本のコンビニで買いたいも物は何ですか?」

2019年2月12日掲載 訪日客にとって、日本のコンビニは今やなくてはならない存在です。ちょっ…

第36回: ヴィーガン・ベジタリアンはライフスタイル

2019年1月16日掲載 英誌エコノミストは昨年末に世界予測レポートの中で、「2019年はヴィーガ…

第35回: 遅すぎた移民政策

2018年12月12日掲載 今月8日未明に日本の国会で改正入国管理法が可決、成立しました。野党が審議不十分だと抵抗する中での強行採決でしたが、大幅な規制改革が来年4月から実施されることになります。急増する訪日客の対応に追われる中、日本は労働力としても外国人人財を迎え入れようとしているのです。準備が万全でないのは誰の目に見ても明らかですが、ではどう対応すればよいのでしょうか。今月は外国人人財の受け入れについて考察します。 遅すぎた移民政策 日本で「移民」というと、外国から

第34回: ハラール和牛を求めていた中東のバイヤー

2018年11月14日掲載 去る10月10日から12日まで千葉市で『第二回日本の食品輸出エキスポ』が開…

第33回: インドとイスラム教

2018年10月19日掲載 28日から2日間にわたって、インドのモディ首相が訪日しました。安倍首相…

第32回: 東京五輪最大の課題はファストフード?

2018年9月10日掲載 日本でも人気のサンドウィッチチェーン「サブウェイ」が、シンガポールで…

第31回: 2つのミスアンダースタンディング

2018年8月15日掲載 シンガポールで先日、「ハラールツーリズム・エグゼクティヴ・プログラム…

第30回: できることから始めるハラール対応

2018年7月11日掲載 2016年2月から始まった本連載も今回で30回となります。第1回で示したのは…

第29回: 考察「訪日ムスリム旅行者対応のためのアクションプラン」

2018年6月18日掲載 先月、日本の観光庁が「訪日ムスリム旅行者対応のためのアクションプラン…

第28回: ムスリムフレンドリーランキングをアップさせるには

2018年5月30日掲載 先月発表されたGMTI(グローバル・ムスリムトラベル・インデックス*)2018から、前回はOIC(イスラム協力機構)非加盟国のランキングを中心に、日本に対する評価を考察しました。今回はOIC加盟国も含んだグローバルランキングから、日本がさらに上位を狙うには何が必要なのかを考察します。果たして日本は世界有数のムスリム(イスラム教徒)フレンドリーデスティネーションになれるのでしょうか。 不動の首位、マレーシア このチャートはGMTIのグローバルラン