どれだけ生きるかよりどう生きるか
「今のこの瞬間を精一杯生きていく』
が大事だということ。
なぜなら
これは、昨年余命3カ月宣告をされた方の生の言葉だからです。
『どれだけ生きるかより、どう生きるか』が大事。
余命3カ月宣告をされた方というのは私の友人牧野准子さんです。
『ウイルスと一緒になって16年
できなくなったことを残念に思うより
できることをしない方が残念だと思えるまで』の著者です。
牧野准子さんがラジオの中で サラッ と言った言葉『どれだけ生きるかよりどう生きるかが大事』ズシっ と心に沁みました。
例えば、
神道では、
『中今を生きる』と言われます。
本居宣長(もとおりのりなが)(江戸時代の国学者)が『古事記伝(こじきでん)』の中でそのことを述べています。
過去、現在、未来と、そういう時代の流れがあって、我々の祖先から引き継いできた大切な命の繋がりというものを考えながら、
また、その命は決して自分一人の命ではなく、自分一人で生きているものではないと考えることです。
我々は、「今の時代を生かされている。
そしてその生かされている時代を一所懸命に全力を尽くして生きていく」
これが神道の根本的な考え方といえます。
過去のことも、未来のことも、いろいろと思ったりしますが、
しかしそれよりも「今のこの瞬間を精一杯生きていく」ということが、神道の真髄だと。
つい数日前、牧野准子さんは、
札幌から私の住む名古屋まで会いに来てくれました。
余命3カ月宣告を公表された時、
私は名古屋から札幌まで会いに行っていいものか?と迷っていた自分をばずかしく思いました。
どれだけ生きるかより『どう生きるか?』
自分が余命宣告されたら、『どう生きるか』と改めて考えてみました。
明日死ぬとしたら何をやるのか?
私の場合、
どれだけ心に沁みる『思い出』が作れるか?に尽きると感じました。
子供の頃、
浄土真宗のお寺さんから
『人間は生まれた瞬間から死に向かって生きている』と教えてもらいました。
お経の後の講話で聴いたそのシーンを くっきり 思い出した日曜日の朝。
やはり、
どれだけ生きるか
より
どう生きるか?
は大事な考え方だと痛感しました。
牧野さんの著書
『まちの中にバリアがいっぱい前編』
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『まちの中にバリアがいっぱい後編』
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『北海道バリアフリー観光ガイド』
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『ウイルスと一緒になって16年』
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『ウイルスと一緒になって16年』
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