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これからの飲食店時代

新型コロナの到来により、ウィズコロナ時代そしてアフターコロナ時代が来ると言われています。

今年中には完全な収束はできないと見て世の中の飲食店は動かなければなりません。外出自粛がどこまで続くのか...

固定店舗をもつ飲食店で、特に個人店は現在テイクアウトのみに切り替えて営業を始めたりオンラインストアで販売を始めたりと様々な取り組みで何とか生き延びようと営業を続けています。

この取り組みが、ウィズコロナ時代も続きます。今まで遅れていた飲食店のテクノロジー化が一気に進みます。アナログにお店でお客様を待ち収入源は店舗のみという業態で生き残る店舗もいくつかは少なからずあるでしょうが、多くはないはずです。

これからの飲食店は多様化した運営が求められます。
▶店舗へお客様に来てもらって利益を得る通常の収入源
▶テイクアウトやデリバリーを行い家で食べてもらう収入源
▶オンラインストアでの販売を行う収入源
▶講習会や教室の開催
などなど様々な収入源を作ることが求められています。

更には飲食店の経営者自身が収入の柱をもう一個持つというのも考えられるでしょう。飲食店の幅に限らず余分に収入源を持つことで店舗が苦しい時でも店舗や従業員にお金を費やし自分は限りなく少ない状態にするという事もできそうです。

つまりこれを逆の考え方をすると他業種の人が飲食をもう一つの収入源として勉強するという事も考えられ、そこを狙ったビジネス展開も有りでしょう。

会社頼りにならず個としてお金を稼げるようになろうと言うことが言われ始めていた時代が更に加速していきます。

ただコロナの影響から個としての活動への不安感が高まり、個が必要な時に集まる大切な1つのコミュニティが必要とされてきます。離れた場所に住んでそれぞれが仕事をしている家族と言ったことろでしょうか。誰かが危ない時は誰かが助ける、助け合う体制がありつつ、個が個として稼ぎがありほかのコミュニティにもプロジェクトに応じて参加しているというような。

更にこれからは業界にとらわれて1つの仕事しかできない人たちは苦しくなってきます。

飲食店をやりながらエンジニアをしているとか、デザイナーをやりながら農家をしているといった働き方の幅を広げられた人が個として知名度を上げていくのではないでしょうか。

そういった意味では飲食店の経営者も従業員の働き方を見直し、従業員が別の仕事もしていて収入源があり、今日のような状況で多少苦しくなっても大丈夫なようにしていくのが本当に従業員のことを想っていると言えるのかもしれません。

飲食店は自転車操業をしていることへの厳しさをひしひしと感じているはずです。半年とか続く場合は別として、1か月そこらで経営状態が悪化するような経営は潰れます。

社員やアルバイトが1人いなくなっただけで苦しくなるようなお店作りをしていて今回のような状況に耐えられるはずがない。従業員が働きやすくなる為にもお店として、事業としての収入源を多く持っておくことが大切なんですね。

これから今は考えもしなかったような飲食店の在り方が産まれてくるかもしれません。そのアイデアを思いつかなかった!と悔しがる前に、そのアイデアをうちでもやろうとすぐに行動に移せるように、日々アンテナを張っておかなければ...

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