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木村伊兵衛展① (東京都写真美術館)

写真美術館の木村伊兵衛展に行ってきたよ。木村伊兵衛賞とかで有名なあの人。おじいさんのイメージだよね。

スナップ写真なんだけど。ささっと撮ったものが作品になるのってどこからなんだろうね。実はささっと撮ってないのかも?構図とか?人がわーっといるようなのでも、やっぱ構図考えてるんだろうね。ピントもね。もちろん。
時を経たものは記録としての価値がでるし。たぶん、ある程度の数があるのも大切なんだと思う。

気になった作品?
染め生地の洗い干し 1953
 物干し竿と地面に切り取られたシカクがまるでスクリーンのようだった。
マリア園 1953
 シスターの顔があの被るやつ、ベールで隠れていて、子どもに向けてどんな表情をしているかわからないのがいい。
川開き 1953
 屋根で花火を見ている人が傘をさしてるんだけど、あれはなぜ?
柳橋 1962
 足袋が何足も干されてるの。川沿いで。あれは芸者さんとかのだと思う。
パリ 1960
 鳩のはばたきがそれぞれで止まっている、そういうのが「写真!」って感じでさ。え。語彙力?
子守り 1954
 子守りするようには見えないおじさんがカメラ目線。でも上のほうの大きい木の葉が効いてると思う。あれはカエデの一種かなあ。
アンリ・カルティエ=ブレッソン 1954
 ブレッソン!こんな人なんだーと思った。フットワーク軽そうだった。
横丁 1955
 正面に男の人がいて、左側の陰から現れる女性がいてね。その陰が真っ黒なの。これぞモノクロ!え。語彙力?いや、それでね、その陰が三角なの。わかる?

あ。ちょっとトイレ行ってくるね。


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