見出し画像

ロボット掃除機からの卒業。#佳日のほとり Vol.04

2020年12月1日、わたしはロボット掃除機を導入しました。それから2年半ほど、先月コードレス掃除機に買い替えました。世の中では、ロボット掃除機の普及率はどんどん上がっていってるところですが、コードレス掃除機に戻して正解だったなあと思っています。
今日の週刊noteマガジン『佳日のほとり』は、掃除機について語ります。

ロボット掃除機の普及率が上がってる、というのはわたしの勘……ではなく、数字に表れています。2022年の「ウーマンリサーチ」のアンケート調査によると、掃除機を持つ人のうち、ロボット掃除機を持つ人は27%。共働き世帯では、31%でした。いまはもっと普及率が上がっているかもしれないですね。今回の買い替えの際にロボット掃除機も一応検討したのですが、手が届きやすい価格のものが増えてきている実感もあります。

ロボット掃除機を使ってみて、わたし自身もとてもよかったです。かわいがっていましたし、買った当時住んでいた部屋ではロボット掃除機のためにスロープも設置しました。

別れは突然。ある日充電ができなくなってしまいました。いろいろネットで検索してみると、これはロボット掃除機の寿命とのこと。これまでコードのコンセントに挿す掃除機しか使ったことがなく無知だったので「もう寿命!?」と驚きました。どのメーカーのものも多少の差はあれ、バッテリー寿命は同じくらいなんですって。バッテリーが消耗してしまって、自分では交換できないタイプのものだったので、いろんな掃除機を調べてどうするか悩むこと一週間。
結果として、金額や利点を考えたときに、内蔵バッテリーの掃除機はちょっと自分には向いていないという結論に至りました。

そこで、ちょうどAmazonのプライムセールがあり、ロボットではない掃除機を買いました。

X(旧Twitter)でSHARPさんがつぶやいていたのを見かけて存在を知り、購入しました。いろんな候補を集めたなかで、「コードレスがいい」という利便性を求める気持ちと、「バッテリー交換したい」というロボット掃除機での教訓から、このEC-FR5に決定。

コードレス掃除機でも、なかなかバッテリーが着脱できるものはすくなくて、価格もセールでかなり安くなっていたので、あまり悩みませんでした。

バッテリーはハンドル部分のところに、ガチャッと。ラクに着脱できます。

予備バッテリーを準備すれば交互に充電できて、充電を忘れても大丈夫! という口コミも。

別売りのバッテリーは今日確認したところ3000円台。もし消耗してバッテリーが駄目になったら、買い換えようと思っています。ずっとこの型のバッテリーを売り続けてくれますように……!

内蔵バッテリーじゃない利点は、バッテリー交換が煩雑でなく自分でできるだけでなく、掃除機の置き場所にコンセントがなくていいところ。別の場所で充電できます。

充電器はこんな感じ。

わたしはほぼ毎朝、起き抜けにササッと掃除機をかけています。顔を洗う前に、掃除。身体を動かすから、意識も起きてくるしちょっとした運動としてちょうどいいです。雑にもほどがあるレベルなんですけど、毎日やるとそこそこ綺麗をキープできます。

ロボット掃除機は、かわいくて、勝手に掃除してくれて、わたしの仕事を負担してくれました。でも、しばらく使ってみて思ったんです。わたしは「掃除がしたい」。めんどくさくて、疲れてるときにはサボっちゃうし、ほんとうは誰かがやってくれたらうれしいけど。掃除をする手間をかけるということは、こころまで清々しくしてくれます。自分の住処を愛でることを、ロボットにぜんぶ譲らなくてもいいかな、と考えるようになりました。

もしかしたら来年には「やっぱり無理! ロボット掃除機でなくちゃ!」と思っているかもしれません。でも、いまのわたしはそういう気分でいます。

朝、パジャマのまま、お湯を沸かすあいだに、すいすい掃除機をかけるひとときが、気持ちいいのです。

******

▼これまでの『佳日のほとり』


さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。