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今年も味わう、春の山菜たち。

春が来ると、うずうずする。山菜を採りに行けるんだ! という気持ちになるからだ。このあいだは、わらびを採りに行った。

こんにちは、こんばんは。栗田真希です。

波佐見町へ来て、2度目の春。ひとりで山菜採りに行ったことはない。なんせアマチュアだからだ。食べごろも、採り方も、なんなら「食べれるものか」さえわからない。

地元のおじいちゃんおばあちゃんたちに連れて行ってもらい、指導してもらう。食べ方も教えてもらう。

わらびも、採り方がおもしろかった。葉っぱが開きすぎておらずくるくる丸まっていてるものがよい。茎の部分が太いものがさらによい。ということらしい。

あと、どこから折ればいいのか? がわからなかった。あんまり下のほうから折ると、アスパラガスの下のほうみたいに固かったりするのかな? なんて素人の想像が働く。かといって、上のほうで折ってしまうのももったいない。

「どこで折ったらよかとですか?」

おばあちゃんに訊く。

「ポキッと折れるところがあるっちゃん、そこで折ったらよかよ」

そんな「キリトリ線があるよ」くらいの感じで言われても、ズブズブの素人なのでピンとこない。それでも、何本も収穫するうちに、すこしはわかってきた。実践に勝るものはない。

採りながら、わらびの下処理の仕方も教えてくれた。鍋にお湯を沸かして、重曹をちょっと入れて、わらびを投入したらすぐに火を消す。あとは一晩置くだけ。

おばあちゃんたち3人に聞き取り調査したところ、煮物にしたり、お味噌汁に入れたり、きんぴらみたいに炒めることもあるらしい。

わたしは、煮物にした。ざる蕎麦とセットにしたら最高! 煮たのを細かくみじん切りにして、お蕎麦の漬け汁に入れると美味。つゆにとろみがついてよい。ああ、おいしかった。

今年も山菜採りを楽しみつくしたい。できることなら、たけのこ掘りもしてみたいのだけど、猪が先に食べちゃうのでなかなか採るのが難しいんですって。そうかあ、猪ってすごいなあ。

猪に勝つチャンス、狙ってます。

30minutes note No.987

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