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守りたい人がいて、ゆるみそうな自分がいて。

きらきらと大きな瞳で、訪れる人みんなを迎えてくれる。そういうおばあちゃんがいる。この人を守らないとな、と思うと感染症対策に気をつけられる。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

波佐見町はだいたいおじいちゃん&おばあちゃんのワクチン接種は終わってる。でも、わたしがお世話になってるおばあちゃんのひとりは、打たないことを選んだ。

それは個人の選択だから、わたしがどうこう言う話ではない。ワクチンは希望する人が打つ。ただ思ったのだ。

このおばあちゃんに、感染症をうつすことのないようにしよう。

それが、目には見えない感染症と戦う上での、改めての指針になった。マスク、手洗い、行動の自粛。県内とか、隣町には出かけるけど、できるだけ気を配って暮らしている。

長期化したウイルスとの戦いに疲弊して、理不尽なことも飲み込んで、ときどきゆるみそうになる。梅雨に入ってマスクが苦しくなりはじめてからは、とくに。

そんな時期におばあちゃんが体調を崩した。もう一度気持ちを立て直そうと思えた。

おばあちゃんはちょっと暑くなってきて体調が悪かっただけで、感染症ではなかった。それでも、もしものことを考えた。

これから秋までのあいだ、もう一度気を引き締めて、自粛しよう。

密に気をつけながら、美術館や図書館、映画館にも行きたいと思う。散歩もする。町内の人にも会いに行く。だけど、もし宴会みたいなものに誘われても参加しない。東京に出るときにも細心の注意を払う。

自分なりに線引きしながら、気をゆるめずにいようと思った。読みたい本も山ほどある。つくってみたいカレーも。家でできることを、もう一度考えよう。

「自分のため」というだけだと、どうしても弱くなるときがある。相手にそんなこと告げないけど「あの人が元気だとうれしい」という、これも自分のためなのだけど、そういう支えもわたしにはいるなあと知った。


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