螺旋を登りながら変化していく。
「変化は大きな変化しか、そう呼ばないと思ってしまっているのね」
定期的な、お世話になっているお姉さまと話す時間。今日もガツンとくる言葉を受け止めてきた。
「変わりたいのに、同じところをぐるぐるしている気がする」と悩みを吐露すると、にこにこしながら冒頭の言葉が返ってきた。そしてさらに響く。
「ちょっとずつ、ちょっとずつ、ぐるぐるしながら変わっていくんです。そういう風に変わっていくの。それに、変わるって、毎日の過ごしかたでしかないから。今日を、いまを変えていくしかないんです。
くりたさんは少しずつ変わってきてますよ。それはあなたもわかってるでしょう」
たとえば、美容室で髪の毛を切るのは、すぐにフォルムと色が変わるから、わかりやすい。パッと変わるのが気持ちいい。でもそれは「カタチ」だ。気持ちまで変わる部分はもちろんあるけれど。
カタチのないものは、心は、ぐるぐるしながら変わっていく。螺旋を描くように、ちょっとずつ上昇していく。ひとによってタイプがあるけど、きっとそれがわたしの登りかたなんだろうなあ。
焦ってばかりいたら、もったいないよね。楽しんで登って、新しい景色をどんどん見ていきたい。
まずは、いまを。今日のじぶんになにをしてあげられるか。どこまでいけるか。いつかチャレンジするんじゃないく、日々にチャレンジを。
一歩ずつ登っていって、雲より高い位置までたどり着いたら、一気に見える景色が変わって、大きな変化を感じるのかもしれない。でもそれも、小さな変化の結果。
イメージして、現実にしていく。
わくわくしていく。
また、勇気をもらってしまった。
それから、こんなことも言ってくれた。
「すき」だけじゃ進めないの。「すき」と「生きてきたベースに根付いてきたもの」を組み合わせてみて。そして、くじけなかったらいいの。くじけないものとして、心にあるか。そこよ。
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