古座川町にハマった
国道42号線から少し山手に入ったところ古座川町。白浜や那智勝浦に囲まれ、奥熊野と呼ばれるところ。そんな町に僕は高校生時代とびついていた、3歳の頃と同じように。
僕が古座川町と出会ったのは今から17年前、3歳のとき。両親につれてきてもらったのが、最初。両親が「古座川町でキャンプをしよう」と連れてきた。1度来たらそこは楽園(僕たちにとって)※ で、それから毎年年に3回訪れていた。これが1回目のハマった時。古座川で泳ぎたいからプールにも通った。古座川に来て虫が好きになりカブトムシを集めた。古座川に慣れてたせいか対してテレビっ子でもなかった。
高校進学のとき、2度目の古座川町との出会いがあった。全国募集制度である。今でも忘れない神戸北野で聞いた古座川高校生ライフを。地元串本古座高校に進学し、毎日古座川町に通った。これが趣味と好きな場所が繋がった瞬間。僕の趣味は自転車に乗ること。当時高校生には自動車免許なんてないし、町内のバスは1時間に1本。自転車が最強で最高なツールだった。
色んなところに行き、色んな人と話し、色んな話を共有した。新しい感覚だった。自分ででっかい地図を作るような、どこにどんな人がいて、どんな歴史や文化があって、どんな森や生き物があってっていう地図。高校1年入学当初に手に入れた町内マップは真っ黒。このマップは未だに誰にも見せたことがない。
何がそんなに好きなのか。僕も文章にはできないけど、色々書いていたらその文章に出ているんだと思う。
クマノザクラを見上げ、川に潜り、林道でプライベート紅葉を楽しみ、山へ登る。四季折々の魅力が各地区・各林道・各山中・各支流にあって1つ見始めるとキリがない。
だから今、やっと古座川町民になった。そして時間が足りなかったから古座川町で地域おこし協力隊として古座川町観光協会に勤務している。
まだまだ追いかけたい自然・文化・歴史・人の思い出がある。古座川町観光協会のSNSや個人のSNSで小出しにしているつもりである。
これから先、高速道路の延伸で京阪神からの所要時間が一気に短くなる。そんな時にどんなPRをすれば、古座川町を守り、楽しんでもらえるのか。
17年間古座川町で遊びつくしている僕だからこそ力を入れたい。欲をいえば、僕自身色んな人に現地で古座川町を案内したい。
古座川町を知ってる人から古座川町のファンに。
古座川町民
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